もっとストレスに強くなりたい!介護職、看護師、福祉職のための「対人援助職の自助グループ」

 

仲間と共に支え合い、よりストレスに強くなる援助職を目指しませんか?対人援助職としての自己理解、そして職場で起きるトラブルへの理解と対応を徹底的に深め、あらゆるストレスへの対処を学ぶ6カ月!!

 

<お知らせ>

2022.2.3  4期生の募集を開始いたしました。皆様のご参加をお待ちしております! ← 受付終了しました。


こんな方が対象です!

☆援助職の仕事を始めてから、明らかに体調が悪くなり、家族や友達から「疲れてるよね」と言われることが増えた。

 

☆自分に自信が持てず、利用者や患者に気を遣いすぎて言いたいことが言えない。

 

☆利用者、患者から恋愛感情を持たれやすかったり、恋人から暴言暴力を受けやすいなど、どうも人との距離感をうまく保てない。

 

☆何度も同じ話をしてくる患者にイライラしやすく、声を荒げてしまうことが増えた。周りから怖いと思われて辛い。

 

☆利用者に誰よりも一生懸命尽くしているのに、同僚から「やりすぎ」と言われて認めてもらえない。

 

☆ネガティブな性格で不安になりやすく、ストレスのコントロールができずいつも体調が悪い。

 

☆利用者・患者からの暴言暴力に困り果て、限界を感じている。

 

☆いくらがんばっても退職者が後を絶たず、常に人手不足で毎日心も体も最悪。これからどうしていけばいいのかわからない。

 

☆思い通りにならないとすぐに感情的になり、自分勝手な言動を繰り返す同僚に毎日のように傷つけられている。

 

☆感情的で自己主張が強い職員が増え、管理者としてどう対応していいのかわからない。

 

☆職場で自殺や大きな事故が起きた時に、職員全員が大きなダメージを受けて職場が大混乱に陥った。今後同じようなことが起きた際に職場としてどう対応すべきか、管理者として学んでおきたい。

 

☆虐待防止、離職防止や緊急時の対応など、職場の課題に対応するスキルをつけたい。

 

☆援助の技術的なことを教えてくれる研修や勉強会ではなく、援助職としての自分をじっくりと振り返る場を探している。

 

☆職場で常に孤立しており、愚痴や不満を言える仲間がいない。支え合える仲間が欲しい。

 

上記以外にも、援助職としての悩みを抱えている方、経営者・管理職として職場の問題を抱えている方が対象です。

 


全6回の受講で身に着く、あなたのキャリアと健康を強力に支援する、濃密なストレスマネジメントのノウハウ

「もっと楽に、もっとやりがいをもって、もっと自分らしく働きたい!」

 

対人援助職の方であれば、誰もがこのような思いを持っていると思います。

 

ところが、そんな思いに反して、複雑な人間関係、利用者や患者からの暴言暴力、慢性的な人手不足や過重労働など、常に高いストレスを抱えて仕事をしている方に多く出会います。

 

そんなストレスに苦しむ方の一番の悩みは、解決の手立てが全くつかめないことではないでしょうか。

 

「今のままではいけない」「変わらないといけない」「私はこの仕事に向いていないのではないだろうか…」「転職するかどうかの決断ができない」


いくら考えても、自分自身の悩みの本質がわからないと、ただただ「耐える」「考えないようにする」「決められない」毎日を送るだけです。

 

そんなあなたに必要なことは、「ストレスマネジメント」、そして人間関係の方程式である「バウンダリー(境界線)」「家族システム論」をベースに学びを深め、自分の課題、職場の課題の解決の手立てをつかむスキルを身に着けることです。 


あなたが、自分の力で自分の悩みの整理整頓ができるようになる。ストレスについての正しい知識を学ぶ。感情の扱い方を正しく学ぶ。

 

そして、今よりも上手に人間関係をこなし、ストレスを減らしながら働くことができる。利用者とのトラブル、職場の課題にも適切に対処できるようになる。

 

それこそが、もっと楽に、もっとやりがいをもって、もっとあなたらしく働くための資産となるのです。

講座の2つの大きな特徴

 1 対人援助職の悩みや葛藤を安全な場で吐き出し共有できる「場」であること。

 

自助グループは、同じ悩みや課題、問題を抱える仲間が集まり、共に支え合うためのグループです。代表的なものは依存症の自助グループであったり、精神疾患を抱える患者の家族が集う家族会など、種類は様々です。


依存症の自助グループでは、順番が回ってきたら自分の話をして、あとはただ仲間の話を聴くだけという、「言いっぱなし聴きっぱなし」形式でミーティングをしています。この連続講座でも、この形式を取り入れます。


誰からも批判を受けず、口を挟まれることもなく、ただ自分の気持ちを語る。これだけでも、仲間に受け入れられている感覚を味わうことができ、自己肯定感を高めることができます。


そして、仲間が語る話を聴き、自分の悩みと重ね合わせることができる。

 

「ついつい利用者さんの顔色をうかがってしまうんです」なんていう仲間の話を聴き、「あ、私と一緒だ!」なんて思う。「自分だけじゃないんだ」と思えると、自分の悩みを客観的に観察でき、とても楽になる。「また明日もがんばれる」と思える。嫌なことがあっても「聴いてもらえる場所がある」だけで気持ちの余裕が違うのです。


あなたも、この自助グループで本当の仲間に出会いませんか?

 

2 対人援助職のストレスや職場の課題に特化した、「もっと楽に働くための」「すぐに実践できる」対処法を学ぶことができる。

 

これまで、多くの対人援助職の悩みを聴いてきた中で抽出した、確実にニーズのある6つの課題について集中講義します。


テーマは各回ごとに分かれます。

 

①ネガティブな感情との上手な付き合い方

 

不安、心配、落ち込み、悲しみ、怒り、イライラ…。援助職の仕事をしていると、日々様々なネガティブな感情に晒されるでしょう。

 

毎日生じる様々な感情を把握し、評価し、「抑圧」ではなくうまく付き合いながら「調節」できるようになること。これができないと、ネガティヴな感情が不発弾のように積もり積もって、

燃え尽き、慢性的な疲労、過食、浪費、大量飲酒、ネット依存、やる気がおきない、イライラ、口論、ミスなど、あらゆる形であなたの生活を脅かします。

 

感情とは?感情にはどんな種類があるのか?ネガティブな感情にはどう付き合えばいいの?この講義では、感情を正しく理解して調節するためのスキルを教えます。また、感情に影響を与える「考え方」や、感情がどのように「身体」や「行動」に影響するのかなど、感情を切り口に自己理解を深めます。

 

②バウンダリーの実践(共依存)

 

共依存とは、自分が安心したくて、存在意義を感じたくて、「あなたがいてくれて良かった!」と人から必要とされる関係をわざわざ作ってしまう関係性です。対人援助職で共依存の課題を抱える方は本当に多いと思います。

 

「自分がどうしたいか」よりも「他人がどう思うか」ばかり考えて行動することが習慣になっている方、患者に感情移入しすぎて気持ちの切り替えが苦手な方、利用者に嫌われることが怖くてなかなか電話が切れない方など、人間関係の距離感に課題を抱える方は、ぜひ共依存を学んでください。

 

共依存とは何か?共依存にはどんな形があるのか?共依存を防ぐためにはどうすればいいのか?

バウンダリー(境界線)、そして共依存を徹底解説します!

 

③バウンダリーの実践(支配・被支配の関係)

  

対人援助職の職場では、「力のあるものが弱いものをコントロールする」支配・被支配の人間関係が定着しやすく、いじめ、パワハラ、虐待、そして利用者や患者からの暴力被害などのトラブルが多発します。

 

ただでさえ大変な仕事なのに、そこに過酷な人間関係の悩みが加わり、「今日一日を安全に過ごせるかどうか」ばかりを考えて出勤する。そんな援助職の方にこれまで多く会ってきました。

 

この回では、暴力的なコミュニケーションの仕組みを理解し、職場からいじめや虐待がなくなるためにすぐに実践できるテクニック、そして自己理解を深めるスキルを習得します。

 

より安全で暴力のない職場づくりの実践を、バウンダリー(境界線)を切り口に解説します。

 

④悪質なクレーマー、モンスター利用者対応の職場の心得と実践法

 

利用者や患者からの暴言や暴力の被害を受け、傷つき、燃え尽きてしまう援助職が後を絶ちません。そして、人手不足であるにも関わらず、職場は「この仕事をしていればこれくらい普通なのにね」「根性がない」などの一言で暴力問題を片づけ、特別な取り組みを行っていないところがほとんどなのではないでしょうか。

 

この回では、暴力問題が起きやすい職場の環境から理解し、暴力を防止するための職場環境づくり、そして暴力問題が発生した時の具体的な対応方法を学ぶことができます。

 

⑤「困った職員」への効果的な対応方法

 

身勝手な振る舞いを繰り返す部下、利用者や患者に対して高圧的な態度をとる虐待リスクのある部下、あるいは常に体調が悪く仕事を休みがちな人など、管理職がどのように対応をしても良いのかわからずに困ってしまう場面は多々あるのではないでしょうか。

 

このような社員の問題に対する対人援助職の職場の特徴は、「管理職が何をしていいのかわからずに、結局見て見ぬふりを続けてしまう」というものです。それにより、そのしわ寄せが他のスタッフに集中し、それが職場への不満や不信、新たな健康問題などにつながり、トラブルが蔓延していきます。

 

この悪循環を断ち切るためには、社員の問題に対する職場としての正しい介入方法を学び、管理職が的確に対応するスキルを身に着ける必要があります。この回では、「困った社員」への効果的な対応方法について、事例を切り口に学び、習得を目指します。

 

⑥職場での惨事・緊急事態への対応

 

もしも、あなたの職場で自殺者が出たら、職場はどうなると思いますか?その現場を目撃した同僚の身に何が起きると思いますか?あなたの心や体にどんな反応が起きるでしょうか。そして職場はどうなるでしょうか。

 

自殺、深刻な事故、殺人、暴力事件、災害など、職場の惨事や緊急事態は、職場の機能を一瞬で麻痺させます。このような惨事は、当然ながら「職場としてどのように対応していいのかわからない」ですよね?だからこそ、冷静で的確な対応なんてまず無理です。

 

このような惨事は、初動が本当に大切です。職場の被害、職員の健康リスクを最小限に防ぐには、始めの一週間が勝負なのです。ただ、ほとんどの職場が対応の仕方を知らないために、より傷口を広げます。

 

それにより深刻なトラウマを抱える職員、職場に対する不信感を抱く職員、仲間割れ、人間関係の悪化、モチベーションの低下、退職など、あまりにも大きな痛手を負ってしまうことが多いのです。

 

この回では、常に惨事に遭遇するリスクを抱える対人援助職が必ず押さえておくべき、トラウマと惨事対応の基礎が学べます。

 

有料介護老人ホームでの入居者の自殺、病院での職員の自殺、その他、職場での殺人、深刻な交通事故、職員の社会的重大事件への関与、東日本大震災など、多くの職場での惨事への対応を経験した代表のノウハウを公開します。これは決して他ではなかなか聴くことができない話です。

 

※毎回、前半に自助グループのミーティング、後半に講義を行います。 


こんな成果が期待できます!

・利用者や患者の不安や怒りに振り回されることなく、落ち着いて対応できる。

 

・今よりも仕事を早く切り上げて帰宅することができる。友達に会ったり、習い事を始めるなどの気持ちの余裕ができる。


・暴力的なコミュニケーションをとる同僚や利用者に対して、巻き込まれずに、一拍置いて冷静な対応ができるようになる。


・不安、落ち込み、怒り、悲しみなどのネガティブな感情を共有する仲間ができ、苦痛を軽減することができる。


・家に帰ってからの気持ちの切り替えが上手になる。


・自分の性格や考え方の癖、人間関係の特徴がより深く理解でき、霧が晴れたように悩みの本質がよくわかる。


・本来は自分が背負うべきではない役割や責任を背負わず、断ることができるようになる。


・自分の意見を持ち、きちんと伝えることができるようになる。


・人間関係の適切な距離感を学び、同僚、利用者、家族との関係におけるストレスが減る。


・退職、人間関係のトラブル、モンスター社員、利用者とのトラブルなど、職場で起きるあらゆる問題の本質を見極めて適切に対応できるようになる。

 

・部下のメンタルヘルス不調や問題行動等に早期に介入し、対応する力を身に着けることができる。


・自殺、深刻な事故などの職場の緊急事態の際に、従業員への心理的ケアやトラウマについての知識、職場としての基本的な対応を学ぶことができる。


・講座で学んだことを職場で積極的に発信し、上司や同僚、利用者に良い影響を与えられる存在になる。


1期生・2期生・3期生の声

 

①自助グループに参加して良かったと思うこと

 

・しんどいのは自分だけじゃないと実感できたこと。肯定も否定もせずに、ただ聞いてくれる存在がいるのはありがたかった。わたしにとって、月に一度のサードスペースになった。

 

・大なり小なり日々ストレスは感じることはあっても、一人では無いということを感じられたこと。そして、月に一回安全に話せる場があることで、それが励みになり気持ちの上で支えられたこと。 

 

・1回のセミナーでは学べなかった内容をより深く、より多岐にわたって学べたことでストレスに対して確実に強くなったこと。

 

・違う職種の方と出会え、皆さん頑張っていらっしゃることに勇気づけられました。自分自身の家族システムを振り返ることができたこと。 

 

・どの職種、仕事でも悩みや問題になることは似ていると改めて感じた。やはり人間同士のやりとりを避けて通れないため、どうしてもそこが問題化すると感じた。

 

・自分の援助職としての弱点を、感覚的ではなく論理的に理解することができた。   

 

・様々な知識を知る事が出来、援助職を続ける上で、引き出しが増えた。(気がします。)  

 

・自助グループの理解、自助グループの効果を実感することができた。 

 

・想像以上に楽しかった、有意義な時間だった。

 

・いろんな職種の方がいる中で多くの悩みは人間関係だと改めて知れたこと。そしてその中でも自分より大変な仕事、出来事があっても前を向いていこうという気持ちに勇気をもらった。

 

・援助職を続けていく上での考え方の幅が広がった。

 

・遠方であったが、オンラインで参加できたこと。

 

・月に一回であるため、自分の仕事の一カ月の振り返りや、気持ちの変化に気づくことができた。

 

・自分の思いを吐き出すことで、自分の今の状態を知ることができたこと。

 

・最初の回での「不安をなくしたい人が多い。不安を感じてもいいんだよ、と思えるかどうか。」という言葉や、「安心に変えたい人は相手を変えようとする」など心に響くキーワードが他の回でも多くあり、自分の感情や言動態度の振り返りができた。今後も折に触れ、テキストを見直し浸透させていきたい。

 

・様々な職種の方達と時間を共有でき、それぞれの現場の状況を知ることができ大変勉強になったし視野が広がったと思う。

 

②自助グループに参加したことの成果、 自分が変わったと思うことなど

 

・自分のことを客観的にみられるようになり、本当に楽に仕事ができるようになったこと。(実は仕事だけではなく私生活も)

 

・今まではおざなりにしてきた自分の感情を大事にして、楽しいと思えることに積極的にチャレンジするようになったこと。 

 

・ストレスを感じたときは、自分の中でストレス度を計り、自分なりに原因と対策をこうじるようになったこと。 

 

・子供の頃のことをよく思い出すようになった。心に残っている強い感情、特に辛かったことや悲しかったことを今になって一つずつ整理し始め、心が楽になったこと。 

 

・援助職(ケアマネジャー)として、1UPした気がします。

 

・以前よりストレスを感じなくなった、溜まらなくなった。 

 

・参加する前に比べて、他者との境界線(バウンダリー)を意識することができ、人間関係での悩みが少なくなった、悩まなくなった。 

 

・自分の援助職としての課題や今後の勉強の方向性が明確になった。 

 

・人の話を聞くことが以前よりできるようになった。(家族、職場、お客様)

 

・自分の思考のクセを知ることができたことと、悲観的な考えや気分の落ち込みが前より少しましになったこと。螺旋階段状によくなっていくからすぐにすっかり前向きになれるわけじゃないと言ってもらえたことで、なんでいつまでもダメなんだろう、、じゃなくて、去年よりはいい!先月よりはいい!と思えるようになった。

 

・対人援助職として利用者や組織に対し、関係性で見れるようになり、自分の感情は大切にしつつ、事実を客観的に見ようとするようになったこと。(まだ修行中ですが)

 

・客観的に自分の職場や立場を置き換えて考えられるようになってきたように思う。が、その反面、機能不全などに気づけることは良いが、改善のきっかけの一歩を誰が作るのかとなると、結局は自分が動くしかない、ということになる。それが若干悲しくもあり面倒でもあるが、最終的には自分も働きやすくなり同僚も同じなら仕方ないかという気持ちになり、なんとも複雑です。

  

・思い返してみると、私は連続講座の申し込み自体を躊躇してました。それまでに「バウンダリー」と「家族システム論」を受講したものの、自分の中に全く落とし込めないことがもどかしく、その知識を仕事に活かすなんて全くイメージできなくて、連続講座なんて恐れ多い気がして(笑)。けれど、振り返ってみると、連続講座を受講してからいつのまにか日常が少しずつ変化していました。

 

一つめの変化は、日々生じる様々な自分の感情に蓋をせず、意識を向けてあげることができるようになったこと。これは大きな変化です。連続講座の全てが成長の糧となっていますが、特に…とあげるのであれば「共依存」と「支配・被支配の関係」の回でしょうか。自分の考え癖に気がついたり、日常生活の中で講座の内容を時々思い返しては(こういう場面がそういうことなのかな?)と、立ち止まれるようになったこと。

未消化ではあるものの「バウンダリー」と「家族システム論」を元に、毎月新しい知識を追加することで、か細いながらも自分の中に《新たな思考回路》が出来上がりました。

 

そして二つめは、自分の感情を吐き出す大切さを知ったこと。

連続講座が「自助グループ」であることの重要性を途中で気がつきました。毎回必ず『言いっぱなし聴きっぱなし』の時間が確保されていて、講座の内容に関係なく、自分が話したいことを話す時間・・・。私の場合は、この一ヶ月を振り返り、なんとなく心の中に留っているわだかまりを整理して言語化する作業時間となり、それは自分と向き合う貴重な作業でした。安心して心のしこりを吐き出せる場を持つことが、援助職にとって大きな癒しに繋がることを初めて経験しました。逆にメンバーの話を聞くことも援助職として共通する悩みを発見したり、メンバーの言葉の中に援助職としてのスキルを高めるヒントが散りばめられたりして、良い刺激になりました。

 

・自分のことをより客観的にみれるようになったこと。他の人を観察し、視野が広がった気がする。

 

・ストレスに対しての付き合い方が良くなった。良い意味で人と比べ無くなって楽な気持ちで生きていけるようになった。

 

・人との心の距離や、起こっているできごとに対する自分自身の感情に目を向けることができるようになった。以前なら、たとえば、「あの上司の(あの利用者の)対応はむかつく」と、感情で終わってしまう、ただイライラする、で終わっていたが、「上司は、私の〇〇という要求に応えてくれなかったことに私は腹をたてているのだな、解決するには、次回は具体的に提案して、回答をもらおう。」など解決策がなんであるかを考えるようになった。(回答があるかどうかは、別として)

 

・クレーマーに対して、職場としてどうふるまうか、寄り添うとは、決して闇雲に相手の要求を受け入れることではない、ということが理解できた。必要ならば、相手に対して、こちらのスタンスを伝えてもよいのだと考えるようになった。ただし、それには、職場全体の共通認識が必要であるため、そこは、模索中です…

 

・自殺や、事件、事故、暴力的な被害があった時に、混乱したり、落ち込んでも必ず回復することができる。そのために、悲しみや戸惑いを表現することは、悪いことではない。同僚がショック状態の時には、気持ちを共有したり、話を聞くこと、また共有することで、回復は早まることを知った。

 

・利用者と職員との距離感は、支援を行う上で、気を付けなければならない。それも、職場間で、役職ごとの役割分担ができれば、上手くいくのだと思うが、それも、模索中です。

 

・他者との境界線について勉強し、非常に役に立った。

 

・職場のモンスター的社員へ、冷静にこちらの気持ちを伝えることができた。(会社への不満や施設長への不満をところかまわず大きい声で言い、周囲があきらめ黙って我慢し、言いたい放題になっていた別部署の社員へ伝えた。)「私は個人的にいつでも話は聞くけど、ああいう場ではこちらの部署には関係がないので控えてほしい」と。それからは、こちら側での暴言は全くなくなったこと。以前の自分には考えられなかった行動だったと思う。その職員とは数日は違和感があったが、今は雑談もしたり、お互いに愚痴を言う関係になっている。

 

③どんな人に自助グループへの参加を勧めたいと思うか。

 

・ 天職と思いながら毎日ストレスに蓋をしながら頑張っているあらゆる援助職の人。 とくに若い人には早く気付いて、楽に続けていってほしい。 

 

・対人援助職が嫌いなわけではないのに、しんどいなと思っている人。誰かのために頑張りたいと強く思って疲れてしまっている人。人間関係に興味がある人。

 

・リーダー的な立場の人にすすめたい。部下や利用者の狭間にたち、燃え尽きる人や体調不良の人も多いと思うので。

 

・私は訪問介護事業所で働いていますが、当初、週2~3程度のパート勤務でした。3年ほどで疲労がピークになりましたが、自分の状況を上司や同僚にはうまく伝えられませんでした。肉体的な疲労ではないことは明らかでしたが、自分の中で何が起きているかはわからなかったのです。自分自身の心のケアが大切だと感じてはいましたが、どうしたら良いかわかりませんでした。

それまで「メンタルケア」と言えば利用者(援助する相手)のメンタルケアであり、相手の尊厳を守ることを意味していました。自分のメンタルケアについて学ぶ機会はなかったのです。

このままでは仕事を続けられないと焦り、対人援助職を対象としたメンタルケアの本を読み漁り、ネットで情報を集めたりして、自分の身を守る知識を得ようしました。そこで出会ったのが、山崎さんのエイダーズでした。

私にとってエイダーズとは何かと考えた時、《第二の我が家》という言葉が浮かびました。精神的な疲労に悩んでいる多くの対人援助職の方々にエイダーズの存在を知ってもらいたいと思います。

エイダーズの良さは、山崎さんの講座とそれに合わせて自助グループというベクトルを自分に向ける作業が組み合わさっていることで、より知識の理解度が増し、自己理解も深まるのだと思います。これは本を読んで一人で学ぶことでは得られないものです。援助職は「感情労働」と言われます。その為、援助職に就く全ての人が仕事の性質を理解し、自身のメンタルケアについて正しい知識を持つことが大切であるとエイダーズで学びました。

援助職として働くには《心身ともに健康であること》が大前提です。私は個人で取り組むセルフケアに加え、職場での充分なメンタルヘルスケア対策が必要だと感じています。精神的な疲労を自分で対処するのは簡単なことでありません。自身の未解決な精神的課題に取り組むことも同様です。

個人の自助努力だけに任すのは、援助職として働く者をあまりにも軽視していると私は感じます。

職場でのストレスチェックが義務化されましたが、これからの援助職には、通常の業務と並行して、当たり前のように専門のセラピーを日常的に受けられたり、自分にあったリラクゼーション方法を習得できるようなサポートがあるなど、より踏み込んだメンタルヘルスケア対策が必要だと思います。

そして《職員へのメンタルヘルスケア対策なしに援助業務はあり得ない》という概念が一般化する社会を望みます。

 

・どの立場にいる人でも参加することに意義はあると思う。人の上に立つ立場の人はもちろんだが、新社会人でも今後仕事をしてく上で、こういったシステム論を理解しおくことは今度の職場や家庭でも物事の指針の一つになり得るのではないかと思う。

 

・管理者の人にすすめたい。特に対人援助職は利用者やスタッフなどの人間関係のトラブルが多く、人の入れ替わりも激しい。援助職を嫌いになって辞める人が少なくなってほしい。

 

・福祉職の人は、優しくて共感力が強い方が多く、共感力が高いゆえに、利用者や同僚に共感しすぎて、自分自身がしんどくなったり、バーンアウトしていく方が多いと思います。バウンダリーを学ぶ事で、自分の果たすべき責任と、相手が果たすべき責任について理解することは、相手も自分も守り、尊重することに繋がると思います。

 

・精神障害の方の支援、依存症の方の支援などに携わる方は、特に必要なセミナーだと思います。また、福祉職が好きだけどシンドイ、続けたいけど自身がない、という方にもお勧めです。

 

・援助職の人、管理職の人。年齢は関係ないと思いますが私自身は、できればもっと若い時に知りたかったです。他者との境界線という視点が援助職には必要だと思います。


定員・受講方法

・定員5名 

・オンライン開催です。(ZOOMを使用します)

・講義は毎回録画し、開講期間中に何度でも視聴することができます。 

開講日程(第4期生)

受付終了しました。

 

・2022年5月または6月あたりの開催を目標に4期生の募集を開始します。

・開講は毎月1回、2時間~2時間30分です。

・毎月の開催日、時間帯は参加者の希望を確認の上で決定します。

・開催曜日・時間帯の希望については、できるだけ複数挙げていただけますようお願いいたします。(ピンポイントでのご要望にはお応えしかねますので、予めご了承ください)

受講料

45,000円(税込) 1カ月 7,500円  ※お支払いは一括払いとなります。 

→  早割り価格(2022年4月までにお申込みの方) 42,000円(税込)

講師

AIDERS 代表   山崎正徳(公認心理師 / 精神保健福祉士) 

講師のプロフィールはこちら

個別説明会のご案内

オンラインによる個別の説明会を行っています。

自助グループについての疑問点や不安に感じることなどを直接確認することが可能です。

個別説明会はお一人1回、30分です。自助グループに関するご質問やご相談をお受けいたしますが、個人的な問題や職場の問題などについてのご相談をお受けすることはできません(困りごととしてお話を伺うことはできますが、助言などはできません)。個別説明会をご希望の方は、お申込みフォームのメッセージ欄に「個別説明会希望」とご記載ください。


個別受講にも対応しています!

 

自助グループのような場が苦手な方、または短期間で受講したいなどのご希望がある方には、マンツーマンでの対応も可能です。お気軽にご連絡ください。

 

◆料金(全6回):60,000円(税込)

 

※お申込み時に「個別受講希望」の旨をお知らせください。


お申込みいただく前に必ずご確認ください!

 

※お申込みいただく際に、メールアドレスの入力ミスでこちらからの返信が届かないことがございます。入力いただいたメールアドレスと電話番号に誤りがないか、ご確認をお願いいたします。

 

※対人援助職の方であることを確認させていただくために、お勤め先の記載をお願いしております。「福祉施設」「精神科クリニック」といった書き方ではなく、職場の名称をお知らせください(こちらから職場に連絡をするようなことはありません)。現在は一時的に仕事をお休みされている方も参加可能ですので、その旨お知らせください。

 


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