組織の課題を素早く可視化する!家族システム論セミナー


日総研オンラインセミナーのご案内

 

【事例学習】カウンセリングでの家族システム論の現場活用 ~家族・組織の課題を見える可!~

 

2024年3月7日開講です。詳細はこちらをご覧ください。


家族システム論とは、家族を、「家族のメンバーひとりひとりがお互いに影響を与えあう一つのシステム」として考え、家族のメンバーに起きる問題を、「家族のシステムの病理」と捉える考え方です。

 

例えば、子どもが不登校になったら、それは子ども個人の問題として捉えません。

 

家族の問題により、「子どもが家族を代表して問題(不登校)を起こしている」という考え方をします。

 

だから、親が子どもを変えようとするのは間違いで、家族自体が変わらないといけないのです。

 

当方は、この家族システム論をそのまま組織に当てはめて相談対応を行っています。

 

例えば、モンスター社員の問題は、モンスター社員個人の問題として捉えません。

 

職場のシステムの問題により、「社員が職場を代表して問題を起こしている」という考え方をします。

 

つまり、「うちの職場には、モンスター社員が発生するシステムが作動している!」という捉え方をして、問題を起こす社員を指導するだけではなく、職場自体のシステムを点検しないといけないのです。 


家族システム論の基本的な考え方

 

「夫と子どもが家のことを全くやってくれません。夫は毎日19時には帰ってきます。子どもは6年生です。食器を流しに運んでほしいとお願いしても、強く言った時しかやってくれないし、子どもにもお風呂掃除くらいやってと言っても、宿題が終わるとゲームをやりっぱなしです」 

 

「私だって毎日派遣の仕事をして、帰りに買い物をしてご飯を作って、本当に忙しいのに。どうやったら二人に家事を手伝ってもらえると思いますか?」

 こんな相談を受けたら、あなたはどのように助言しますか?

 

「ここまで奥さんが困っているのに一切家事を手伝わないなんて、理解のない旦那さんだな…」

 

「もう少し家族で話し合う時間を持った方がいいのでは?」

 

こんな風に思うのは自然のことだと思いますが、家族システム論でこの問題を見ると、「非協力的な夫」という個人の問題としては捉えません。

 

「家族のシステムの問題により、父と子どもが家事を全く手伝わず、母親に負担が集中している」と捉え、この家族で起きている人間関係の問題を紐解きます。

 

興味のある方は、一度じっくりと家族システム論を学んでみてください。


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