新型コロナウイルスによる不安やストレスに対処するための方法とは。「不安との付き合い方」と「ストレスに強くなる考え方」

 

こんにちは。

 

エイダーズ山崎正徳です。

 

終息の見えない新型コロナウイルスにより、臨時休校、外出やイベントの自粛、時差出勤やテレワークなど、私たちの生活は短期間で一変しました。

 

生活環境がこうも急に変わり、生活に様々な制約が設けられることは、当然ながら多くのエネルギーを使います。

 

加えて、経済的な不安や先の見通しがない恐怖、運動不足やストレス解消手段がないことなど、私たちは今、かつてないほど重く苦しいストレスに晒されていると感じます。

 

カウンセリングでも、この2週間くらいでコロナウイルスにより生活が変わったことによるストレスについての相談を受けることが増えています。

 

「給料がカットされ、ボーナスもなくなりました。退職を考える人が出てきていて、自分もどうしていいかわからなくて…。不安で不安で仕方がないです」(飲食業)

 

「外出しない高齢者宅に訪問すると、『うちが感染したらあなた達が原因だ』とばかりにプレッシャーをかける言葉に疲弊しつつあります」(訪問看護師)

 

「外出自粛、臨時休校、テレワーク…。夫や子どもと家にいる時間が今までになく増えて、ストレスで爆発しそうです。一日中ずっとご飯を作って、家事をやって終わります。私はあなた達の世話係じゃない!!とキレたいです」(主婦)

これを読んでいるあなたも、きっと大きなストレスを抱え、不安や恐怖などに押しつぶされそうな日々を送っているのではないでしょうか。

 

このようなストレスとどう付き合っていくべきか?

 

どうすれば不安や苦しさがなくなるのか。

 

今の辛さを少しでも緩和したいと思うのは当然のことですが、でもどうしたらよいか全くわからないですよね。

  

今回のコロナウイルスのストレスのしんどいところを一つ挙げると、ずはり「全く見通しが立たない」ことです。

 

これだけ色んな我慢を強いられ、生活や健康における様々な不安や恐怖を抱えた生活を送るわけですから、耐え抜くには「見通し」が必要です。

 

「あと一ケ月」

 

「三カ月の辛抱だ!」

 

見通しがたっていれば、なんとか踏ん張れる感じがしませんか?

  

ただ、今回はいつになったら終息するのか全く見通しが立たないし、ネットでは日々ネガティブな情報が流されます。

 

ストレスがたまる一方だし、ストレス解消に飲みに行ったり、ジムで汗を流したりしたいけど、そういうわけにもいかない。

 

通いなれているジムや飲み屋は近所だし、出入りしているところを人に見られるのも怖い。

 

まさに終わりの見えない地獄です。

 

今日はそんな状況に陥って苦しい思いをしているあなたが、この辛いコロナウイルスのストレスに対処するために、最低限知っておいて欲しい話をします。


「辛さ」や「不安」はそのまま受け止め、人と共有する。

 

このような強いストレスに晒された時、特に対処に苦労してしまう方の傾向として、辛さや不安などのネガティブな感情を「自分が感じている事実そのもの」を問題にする人が多い印象を受けます。

 

つまり、これだけ強いストレスに晒されているにも関わらず、「ストレスだ」と感じる自分を「よくない」「弱い人間だ」「もっとがんばらないと」と思ってしまっているのです。

 

もしあなたがそういう傾向にあるなら、伝えたいです。

 

今回ほどの強いストレスに晒されれば、不安になったり、怖くなったりするのはとても自然なことです。

 

あなたが弱いのではない。

 

あなたの心が健康だからこそ、不安になったり怖くなったりします。

 

だから、もしあなたが今「もっとストレスに強くならなきゃ!」と思っているなら、ネガティブな感情を感じないようにするのではなく、受け入れて上手に付き合うことが大切です。

 

このことについて参考になりそうなブログ記事を紹介しますので、読んでみてください。

▶とてもショックな出来事があった時に落ち込むのは、「心が弱いから」ではなく、あなたの「心が健康だから」

▶「思考」と「感情」の違いがわからないと、ストレスが倍増する! 

 

また、あなたは「ネガティブな感情は人と共有すると癒される」ということがわかりますか?

 

辛いことを「辛い」と言う。

 

怖くて心配なら「怖い。心配だ」と言う。

 

それを相手にわかってもらい、共有する。

 

これだけで癒される感情もあるのです。

 

これが体感としてわかる人は自然にできていると思いますが、「人に話すのは弱い」「相手に迷惑をかける」「言ったところで何も解決しないから」という考えで辛さを抱え込む人は、心身ともに疲弊します。

 

カウンセリングに来ている方の多くがこのような傾向にあり、カウンセリングを継続して受け、自分の気持ちをカウンセラーと共有する習慣を持つ中で、ネガティブな感情を受け入れて付き合う力をつけて行きます。

 

不安と付き合うことができないと、行動のコントロールが難しくなります。

 

強い不安に駆られてたくさん買い溜めをしてしまったり、情報に翻弄されて浮き沈みが激しくなったり、このような非常事態にうまく対処することができません。

 

この大変な事態を乗り切るためにも、「ネガティブな感情と付き合う」ことを意識して取り組んでみてください。

 

※関連記事

▶感情のコントロールができず、毎日毎日しんどい思いをしているあなたに今すぐ届けたい、「感情についての大切な話」~動画で学ぶ!感情調節スキル~

▶怒りが強い時に試してほしい、スッキリできる「怒りのエネルギー放出方法」

▶「ストレスとの上手な付き合い方」ブログ記事集


今の苦しみの中に「意味を見出す」ことの大切さ

 

次に、この見通しの立たない苦しみに付き合っていくために知っておいて欲しい、「あなたの助けとなる考え方」を紹介します。

 

それは、「意味づけ」「有意味感」です。

 

第二次世界大戦中の話ですが、アウシュビッツ強制収容所を経験した女性の3割が、精神的な健康を保っていたそうです。

 

その3割の人が、どのようにして精神的な健康を保っていたのか。 

 

それは、「必ず生きて帰ってこの経験を語り継ぐぞ!」「生還者として本を書こう」などと、まさに生きるか死ぬかの、希望の見えない過酷な生活の中に、「意味を見出していた」そうです。 

このような考え方は「健康生成論」と呼ばれています。

 

今のストレスに対する自分なりの「意味づけ」をすることで、前向きにそのストレスと向き合い、精神的な健康を保つことができるという考え方です。

 

私たちは今、これまでに経験したことのない、途方に暮れるほどの強大なストレスに晒されています。

 

すでに「強いストレス」という言葉では済まないほど、生活に大きな支障が生じている方もいるでしょう。

 

この苦しみから逃れるにはまだまだ先は長く、これからも辛いことや、悲しいニュースが続きそうです。

 

だからこそ、この生活にあなたなりの「意味を見出してみる」こと。

 

あなたが精神的な健康を保ちながら、この苦しい日々を乗り越えていくために、今日のこの記事が少しでもお役に立てれば嬉しく思います。

 

また、もし今あなたがお一人で苦しい思いをしているなら、ぜひカウンセリングでもお力になりたいと思います。

 

どうぞお気軽にご連絡を頂きたいです。

 

いつでもお待ちしています。



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