うつ病の休職中期(回復期)の過ごし方

 

こんにちは。

 

エイダーズ山崎正徳です。

 

うつ病での休職から復職までの具体的な流れを解説するブログ記事の第2回です。

 

前回、休職初期の過ごし方について以下の記事で説明しました。

うつ病で休職することになったあなたにまず伝えたい「休職初期の過ごし方」

 

また、休職から復職までのおおまかな流れについては以下の記事にまとめています。

うつ病での休職中の正しい過ごし方とは | 再発しない安全な復職を実現するためのポイントを徹底解説

 

今回は、休職中期(回復期)の過ごし方について詳しく説明してきます。


強い罪悪感から解放され、心身ともに休めるようになる回復期

辛い休職初期(療養期)を乗り越えると、当初の強い罪悪感と焦りが軽減し、徐々に「休職の生活」に慣れてきます。

 

日中はボーっと過ごせる時間が増え、のんびりテレビを見たりマンガを読んだり、心身ともにリラックスできるようになります。 

 

天気のいい日に散歩をしてみたり友達に会ってみたり、活動の範囲が広がってきて、まさに「回復を実感できる」時期が休職中期(回復期)です。

 

この頃になると、「今日みたいな状態なら仕事できるんじゃなかな?」と感じることもあり、意欲も上がってきます。


体調に波があり、一喜一憂しやすい。

 

回復を実感できるようになる一方で、体調に波がありなかなか安定しないのもこの時期の特徴です。

 

例えば、だいぶ調子が上がってきたので友達とランチに行ったら、とても楽しい時間を過ごせた。

 

「これはだいぶ良くなったな。来月辺りには復職できるかも」なんて思っていたら、翌日ぐったりと疲れが出て、一日寝込んでしまう。

 

こんなことは全く珍しくありません。

 

休職初期について書いたこちらのブログ記事でうつ病を骨折に例えて説明しましたが、この休職中期は「骨がようやくくっついてきた時期」だと思いましょう。

 

当初より痛みは軽減し、歩けるようにはなっているけど、無理をするとすぐに悪くなります。

 

つまり、休職中期はなかなか安定しない体調に一喜一憂し、「いつになったら復職できるの?」と不安になりやすい時期でもあるのです。


同僚とランチをすると、傷ついて帰ってくる人が多い。

この時期は活動の幅が増えてくるため、仲の良い同僚に誘われてランチに行く人も少なくありません。

 

それ自体は悪いことではないのですが、私の印象では、この時期に同僚に会ってノーダメージで済む人は意外と少ないように感じます。

 

同僚に責められたり、悪く言われたりするという意味ではありません。

 

同僚と自然に交わす会話の内容をネガティブに受け取ってしまうのです。

 

例えば

 

「今、けっこう忙しくてさー。毎日残業続きでね」

 

「心配していたけど、会ってみたら元気そうで安心したよ!」

 

同僚の悪意のないこんな発言に対して、その時はなんともなくても、帰ってきてからネガティブに考えてしまう。

 

「私が休職したから、やっぱりみんなに迷惑をかけている」

 

「元気そうだと言われたけど、さぼっていると思われてないかな?」

 

こうやって考えすぎて不安になり、落ち込んでしまいます。

 

この時期、波があるのは体力だけでなく気分も同様で、前向きに考えられる日もあれば、ネガティブ思考の日もあります。

 

ランチに行き体力を使い、疲れて心もネガティブになる。

 

だから、同僚とランチに行くと傷ついてしまうことが多いのです。


キーワードは「焦らず、急がず、少しずつ」

休職中期(回復期)の過ごし方のポイントは2つです。

 

まず1つ目は、「体調の波に一喜一憂しないこと」

 

そのためにも、「焦らず、辛抱の時」と捉え、その日の体調次第で動くのではなく計画的に行動することを心がけましょう。

 

外出もいきなり長時間から始めるのではなく、初めは短時間で人混みは避けるなど、徐々に体を慣らしていくことが大切です。

 

そして2つ目。

 

「チャレンジよりも自然な意欲を大切に」

 

この時期は、同僚に会ってみたい、遠出して買い物に行ってみたいなど、チャレンジしたい気持ちがある一方で、同時に不安感も持ち合わせます。

 

そんな時、チャレンジは不要です。

 

無理な行動は慎む。

 

自分にできそうな、やってみたいと思うことから始める。

 

これを大切にしてください。 

 

次回は、休職後期(リハビリ期)の過ごし方を説明します。


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