こんにちは。
エイダーズ山崎正徳です。
立教大学大学院現代心理学部「社会病理学特論」の講義において、ゲストスピーカーを務めました。

自分の人生で足を踏み入れることなんて全く想像していなかった、立教大学大学院への初進出。
そして、人生初の大学院のゲストスピーカー。
本当にありがたいことです。

今回は、公認心理士を目指す院生さんに向けて、境界線(バウンダリー)の講義を行いました。
これから現場に出る皆さまが、現場で燃え尽きないように、境界線を正しく理解し、意識してカウンセリングを行うこと。
そしてそのための自己理解を深めることの大切さについて、説明させて頂きました。

「現場たたき上げカウンセラー」の私が、こうして院生相手に講義しているのがなんだか申し訳ないような、変な違和感を感じましたが…皆さん、とても熱心に話を聴いてくれてありがたかったです。
普段皆さんは心理についての勉強をたくさんしているとは思うのですが、現場で援助職がどんなストレスを抱えているのか、どんな形で燃え尽きるのかなどなど、リアルな話を講義で学ぶことってなかなかないと思うんですよね。
今回お伝えしたことが、これから現場に出る皆さんにとって少しでも意義のあるものであれば、とても嬉しく思います。
最後に、私の取り組みに興味をもって頂き、「学生にぜひ話を聴かせたい」と講義に呼んで頂いた相良翔先生、本当にありがとうございました。
これからは、援助職を目指す学生の皆さまにも様々な形でサポートを提供できればと強く思う、貴重な経験でした。
※相良翔先生の著書を紹介します。

セミナーのご案内
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