母からの電話が苦痛。電話に出ないと「冷たい」「ひどい娘」と責められます。やっぱり私はひどい娘なのでしょうか?

こんにちは。

 

エイダーズ山崎正徳です。

 

今日は、母親との関係で悩んでいる人に向けて記事を書きます。

 

カウンセリングをしていると、親との関係がうまくいっていない方に多く出会います。

 

特に、「子どもの頃から母親との関係で嫌な思いをしていて、大人になった今でも距離のとり方がうまくいかない」という女性の相談は多く受けます。

 

そんな方は、母親だけでなく、同僚や友人との関係でもうまく距離がとれずにストレスを溜め込みやすい傾向があります。

 

あなたも困っていませんか?

 

子どもの頃から高圧的で、声が大きくて、自分の思った通りでないと気が済まない母。

 

外面はいいんだけど、家の中では自分が一番。

 

思い通りにならないとすぐに怒る。不機嫌になる。

 

感情的に父を責め立てるなんて日常茶飯事。

 

父は諦めて普段は黙っているんだけど、1年に一回くらい爆発して大ゲンカ。

 

物が飛ぶことだってあった。

 

私と妹は、いつもそんな親をみてきた。

 

母には何を言ったって無駄だから、黙って言うことをきいた。

 

ピアノなんてやりたくなかったけど、言っても無駄だから続けた。

 

とにかく、母に何を言っても無駄だから、従ってきた。

 

そんな私にとっての唯一の反抗期。

 

それは、「地元で就職しろ」と言う母の命令をきかずに、強引に東京での就職を決めて実家を出たこと。

 

母は本当に怒っていた。

 

「親不孝者!」と怒鳴られた。

 

でも、私は折れなかった。

 

あれが最初で最後のチャンスだった。

 

あのチャンスを逃すわけにはいかなかった。

 

あれから5年。

 

ようやく手に入れた一人の空間。

 

淋しさもあるけど、ここでは誰にも怒られない。

 

洗い物だって掃除だって、私の好きな時にやればいい。

 

母にびくびくしながら生活していたあの頃にはもう戻らなくていいんだ。

 

実家に置いてきた妹には悪いんだけど、私は母と離れて良かったと思っている。

 

ただ、母との関係での悩みは続いている。

 

今は今でけっこう深刻。

 

母は実家に住んでいる父と妹からほぼ相手にされてないのもあってか、何かあるとすぐに私にLINEや電話がくる。

 

電話に出ないと「電話ください」とLINE。

 

飲み会で電話できないと「何してますか?電話してください」と2時間後にLINE。

 

しつこいので電話すると、一方的に父や妹の文句。

 

これが長い。

 

なかなか切れない。

 

そして何より、母の強い口調と汚い言葉を聴くのがしんどい。

 

終わった後、ベッドに倒れこんでしまうほどの衝撃。

 

疲れる。

 

だから、彼氏に言われたこともあり、先月からなるべく電話に出ないことにしている。

 

毎回とまではいかないけど、回数を減らした。

 

「仕事が忙しいから電話は無理」とか色々言って、この一ヶ月は、前と比べると電話は半分くらいに減ったと思う。

 

精神的には楽だ。

 

ダメージは減る。

 

でも、これはこれで大変だ。

 

電話に出ないから母に責められる。

 

「冷たい」「ひどい娘だ」「親不孝者」「あんた、何考えてんの?」「人としてどうかと思う」

 

これがきつい。

 

電話に出ないのは楽ではあるけど、お母さんが怒っていると思うと怖い。苦しい。居ても立っても居られない。

 

彼氏は「そんなことないよ」「ひどいお母さんだね」と言ってくれる。

 

でも、本当にそうなのかな?

 

私って、お母さんを悲しませているひどい娘なんじゃないかな。

 

他にも母親と関係が良くない人なんてたくさんいると思うけど、みんな娘としてちゃんとやってるんじゃないかな?

 

私がわがままなんじゃないかな。

 

そう思うと、どうも割り切れなくて。

 

あ、またお母さんから電話だ。

 

出たくない。

 

でも、怒らせるのは怖い。

 

やっぱり私が悪い?

 

母親との関係で悩む方の内面を描いてみましたが、あなた自身にも置き換えることができませんか?

 

こんなふうに母親との関係で悩む方は、とても真面目で優しい人が多い印象を受けます。

 

自分の気持ちを大事にしたい一方で、母親の気持ちを考えると苦しくなる。

 

そして実際に責められる。

 

とても苦しいことです。

 

そして、そんなあなたが今知りたいこと。

 

「やっぱり私はひどい娘なのでしょうか?」について考えてみましょう。

 

例えば、この質問に対して、私が「私はひどいとは思いませんよ」と答えるとする。

 

さて、これであなたの悩みは解決しますか?

 

「そうか、ひどい娘じゃないならもう電話出るのやめた!」となりますか?

 

おそらく、無理なのではないでしょうか。

 

その場では少し楽になるかもしれません。

 

でも、「そうは言うけど、でもなー。私が悪いんじゃないかなー」なんて考える。

 

そして、同じように苦しい日々を送るのではないでしょうか。

 

なぜなら

 

それがあなたの「考え方の癖」だからです。


親から支配を受け続けると、子どもは「私が悪いから」と自分を悪者にして納得しようとする。

親からコントロールを受け続けた子どもは、当然ながら葛藤を抱えるようになります。

 

「怖い」「優しくしてほしい」「ピアノやめたい」「喧嘩をやめてほしい」

 

こんなふうに、子どもとしてノーマルな欲求を抱えるのですが、残念ながらその欲求が満たされることはありません。

 

自分ではなく、親の欲求を満たすために行動することが日常になる。

 

それが、子どもにとって「今日一日を安全に過ごす」ために必要なことだからです。

 

当然ながら、子どもに「家を出る」なんていう選択肢はない。

 

だから、その中でなんとかやってくしかないのです。

 

そうなると、子どもはなるべく葛藤を抱えないように考え方を変える必要があります。

 

「お母さんやだな」「ピアノやめたいよ」「殴るのやめて」と考えるのではなく、

 

「私が悪いからお母さんが怒る」「私がいい子にしないから怒るだけで、本当はお母さんは優しい」とベクトルを自分に向けて考える。

 

自分を悪者にすることで暴言暴力の被害を受け入れやすくなります。

 

「こんな私だから仕方ない」と自分で納得するわけです。

 

これが日常的になると、「ネガティブな考え方の癖」がつきます。

 

自分が悪いのではないかと感じる。

 

私がわがままなのではないかと感じる。

 

自分はダメなのではないかと思う。

 

例え周りに「あなたは悪くないよ」と言われても、なかなかそう思えない。

 

これが、今あなたを苦しめているネガティブ思考です。

 

あなたが子どもの頃、自分を守るために身に着けたその考え方が、今はあなたを苦しめていることになるのです。

 

ここまで読んで、「まさに私のことだ!」と思ったあなたは、「共依存」を切り口により自己理解を深めてみることをお勧めします。

 

母親との関係の中であなたが学んだ人間関係のとり方や考え方の癖。

 

ひとつひとつ整理していくことで、より自分のことがわかり、解決の手立てを得ることができるのです。


母親との関係での悩みをカウンセリングで克服したお客様の声

 

・カウンセリングを受けて、子どもの頃からずっと母に我慢していたことに気づきました。これまで母に何も言えなかったのですが、ある日母にとても嫌なことを言われて、「これはもう我慢できない」と思って泣いて抗議しました。これまで何も言えなかったのが嘘なくらい、自分が傷ついてきたことを伝えました。そしたら、母はバツが悪そうな顔をして黙ってしまいました。そこから、母には思ったことはちゃんと伝えようと決めて、言うようにしています。自分の気持ちを大切にできているんだと思います。母も前のように私に好き勝手言わなくなり、楽になりました。

 

・いつも一方的な母のLINEに困っていました。また、一人暮らしの私の家にこっちの都合もちゃんと確認せずに毎月やって来て、やめてほしいと伝えても怒るだけ。本当に辛かったです。カウンセリングを受けて、「母が怒っていてもそれは私が怒らせているのではない」「母が勝手に怒っているだけで私には関係ない」と思うように努めました。だから、家に来ることを断って母が怒っても、「怒るのはやめて」「無理なものは無理」と前よりもはっきり伝えられるし、LINEも嫌なことを言われたら一切返事をしないようにしてます。私にしてはだいぶ成長したと思っています。

 

・カウンセリングで「お母さんを納得させる必要はない」「考えの違いを確認して、あとは自分の責任で行動すればいい」と言われ、まさに目から鱗でした。すぐに母に「私は一人暮らしをする」と伝えました。母はいつものように「ダメ。そもそもあなたに一人暮らしなんてできないでしょ。今だって家事とかちゃんとできてないじゃないし」みたいなことを言ってきたのですが、「お母さんの考えはわかったけど、決めるのは私だからね」と言いました。私が今まで言わないことを言ったので驚いたのか、母は黙りました。これでいいんですね。なんでこれができなかったんだろうと思います。

 


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共依存について、そしてあなたに当てはまるその他の特徴については、以下のページで詳しく説明しています。

 

ぜひ読んでみてください。


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