人からコントロールを受けやすい人は、「足に力が入っていない!」

 

こんにちは。

 

エイダーズ山崎正徳です。

 

今日は、人から支配やコントロールを受けやすい人に向けて記事を書きます。

 

例えば、あなたが職場で上司からひどい叱責を受けているとします。

 

あなたはその場にいるのが苦痛で苦痛で仕方がありません。

 

ただただ上司の叱責が終わるのを待つ。

 

必死に耐える。

 

現実的にできることと言えばそれくらいですよね?

 

でも、あまりにも上司の罵倒がひどい。

 

本当にこれ以上我慢できない!

 

今すぐにこの場から離れたい!

 

これくらいの限界を迎えた時

 

あなたはどうしますか?

 

それでもじっと耐えますか?

 

社会人なら「じっと耐える」が社会的には普通のことかもしれません。

 

でも、あなたは最悪「走って外に逃げる」という選択をすることもできます。

 

「いい加減にしろ!」と大声で怒鳴って上司を威嚇することもできます。

 

これらは、社会的にはあまり許容される行動ではないでしょう。

 

でも、あなたが「今すぐに安全を確保したい」と願うのであれば、「走ってその場から立ち去ること」は有効な手段なのです。

「逃げる」

 

この行為は、自分の身を守るための動物としての本能であり、私たちが生きていく上で本当に大切な行動です。

 

火事が起きたら走って逃げる。

 

車が突っ込んできたら走って逃げる。

 

犬に追いかけられたら走って逃げる。

 

身の危険を感じたら即座に逃げる。

 

この「逃げることができる」という感覚を持っていれば、上司に叱責を受けて強い不安や恐怖に支配されることはあっても、「まあ、最悪辞めればいいしな」「この会社にずっといるわけじゃないし」みたいに、精神的に距離をとることができるんですよね。

 

気持ちに多少の余裕ができ、叱責を正面から受けず、ダメージを減らすことができるわけです。

 

ここまでをまとめると、「逃げることができる」感覚をきちんと持てていることが、ストレスが減る人間関係の構築に大きく貢献するのです。

 

さて、前置きが長くなりましたが、この「逃げることができる」という感覚を持てていない人は支配、コントロールを受けやすいのです。

 

「最悪辞めればいい」「なんとでもなる」

 

こういうふうに考えることができないので、目の前で感情的になる相手に対して、怒りや不満ではなく恐怖や無力感が強くなります。

 

「何を言っても無駄」

 

「どうせ私なんてだめな人間だ」

 

こんなふうに考え、ただただその場で打ちのめされる。

 

恐怖や無力感が強いということは、相手の言うなりになりやすいので、相手は「こいつは自分の思い通りになる」と考えやすく、よりコントロールが強まります。

 

結果、どこに行ってもターゲットになりやすいのです。

 

そして、そういう人の特徴として、怒られたり攻撃を受けると、すぐに足がすくんでしまうということが挙げられます。

恐怖に支配され、足に力が入らない。

 

足に力が入らないので、当然ですが「逃げる」という選択肢がなくなります。

 

ただただ立ち尽くす。

 

そして余計に恐怖が植え付けられ、自信を失くし、怯え、足がすくむのです。

 

こういうタイプの方は、日常的に足に力が入っていません。

 

あなたは次のような傾向はありませんか?

 

□ いつもフラフラと歩いている

 

□ 地に足がついている感覚に乏しい

 

□ 座っている時に踵が浮いていることが多い

 

□ 足の裏が横を向いているような感覚を覚える

 

これに多くあてはまる人は要注意です。

 

私の経験では、足に力が入らず人から支配を受けやすい人は、「これまでに何らかの強いショックを受け、トラウマを抱えている方が多い」という印象を受けます。

 

例えば、幼少期に親から暴言暴力、精神的な支配を受けてきたとか、職場で長い間いじめにあったなど、強い恐怖や苦痛を過去に経験している。

 

この過去に受けた苦痛が癒されていないと、叱責などの刺激を受けることで過去の傷が痛み(フラッシュバック)、強い苦痛に支配されてしまうのです。

 

結果、足がすくんで逃げられる感覚が奪われる。

 

そしてさらに傷つく。

 

トラウマが積み重ねられていく。

 

この悪循環に陥ります。

 

ここまでの話を聴いて、「私のことだ!」と思ったあなた

 

そんなあなたが今日から取り組めること。

 

それは、まず「足の感覚を取り戻す」ことです。

 

・足の指を広げるなど、よくストレッチをする。

 

・5本指ソックスを履く。

 

・足の裏の感覚をきちんと味わい、つま先で地面を蹴って歩く。

 

・身体を洗う時に、足の皮膚の感覚をよく確かめながらしっかり洗う。

 

こうやって、足を意識して生活することから始めましょう。

 

また、叱責を受けるなどして足がすくみやすい状況になったら、足の指にギュッと力を入れてみるなども大切です。

 

できそうなところから取り組んでみてください。

 

そして最後に、私があなたに強くお勧めしたいことは、「カウンセリングを受けること」です。

 

人から支配を受けやすいあなたが、まず自分の課題やトラウマをきちんと整理して理解し、解決に向けて取り組んでいく必要があります。

 

もし深刻なトラウマがあれば、過去の傷を癒すためにもカウンセリングは有効です。

 

まずは一度カウンセリングで問題を整理してみてください。

 

あなたの悩みが少しでも良い方向に向かいますよう、精一杯お手伝いをさせて頂きます。


セミナーのご案内

◆平成30年7月8日(日)職場の惨事ストレスマネジメントセミナー ~自殺・事故死・殺人・傷害事件・災害など、突然の惨事に見舞われた職場は、まず何をすべきか ~ 定員12名 詳しくは こちら

 

◆ストレスが減る人間関係の距離感がわかる!対人援助職のためのバウンダリー(境界線)セミナー 動画配信中! 詳しくは  こちら

 

◆もっとストレスに強くなりたい!介護職、看護師、福祉職のための連続講座「対人援助職の自助グループ」(第3期生) 定員8名 詳しくは こちら 


ブログテーマ


初めに読んでほしいお勧めブログ記事