部下からパワハラ被害の相談を受けたら必ず読むべき職場の対応マニュアル③

 

こんにちは。

 

エイダーズ山崎正徳です。

 

部下からパワハラ被害の相談を受けたら必ず読むべき職場の対応マニュアルの第3回です。

 

まだ読んでいない方はこちらから読んでください。

 

部下からパワハラ被害の相談を受けたら必ず読むべき職場の対応マニュアル①

 

部下からパワハラ被害の相談を受けたら必ず読むべき職場の対応マニュアル②

今日は、被害者へのヒアリングする時の注意点を書きます。

 

ヒアリングでは、被害者が「いつ、どこで、だれから、どんな被害にあったか」「それによりどのような気持ちで過ごしているのか」「体調などへの影響はあるか」「会社に何を望んでいるのか」を確認します。

 

大事なのは被害者が「安心して話ができる環境を整えること」です。

 

ヒアリングは、被害を具体的に確認するため、ハラスメントの詳細を被害者に語ってもらわなければなりません。

 

かなりデリケートな話になります。

 

だからこそ、被害者本人が安心して話ができる環境づくりが本当に大切なのです。

 

言うまでもないことですが、人の出入りがなく、話し声が外に漏れることのない部屋を用意しましょう。

 

本当にあった話ですが、オフィスの片隅にある簡易ミーティング用の机でヒアリングをされたという方がいましたね。

 

周りで同僚が普通に仕事をしている中で、上司に「詳しく教えてくれる?何があったの?」と小声で聴かれたらしいのですが、その被害者の方は「その時点で話す気をなくした」と言ってました。

 

当たり前ですよね。

 

他にも最悪なのは、当事者同士を呼んでしまうことです。

 

信じられないかもしれませんが、実際にあるのです。

 

被害を訴える社員の話を聴き、その流れで加害者を呼び、被害者の目の前で加害者に直接「こんなことしたの?」と尋ねる。

 

当然加害者は否定する。

 

それがきっかけで加害者から陰で仕返しされる。

 

そして被害者は余計に働きづらくなり、職場に絶望する。

 

職場が恨まれる典型例です。

 

他に気をつけるべきこととして、セクハラの被害を訴える方には、必ず同性の人(女性が被害者なら女性)もヒアリングに同席させるなどの配慮が大切です。

 

男性の担当者が女性のセクハラ被害者に1対1でヒアリングをするというのは被害者にとっては負担が高いので気をつけましょう。(男女が逆の場合も同様)

 

そして、前回も解説しましたが、初めに「秘密は守られること」を伝える。

 

そこから具体的にヒアリングをする。

 

・いつ、どこで、だれから、どんな被害にあったか。

 

・ハラスメント行為により、どのような気持ちになったか。健康や仕事への影響はどの程度か。

 

・目撃者はいるか。

 

・職場に何を望んでいるのか。

 

・ヒアリングを終える時は、改めて秘密は守られることを伝える。そして今回聴いた内容を共有したい人がいれば本人の了承を得る。

 

このような流れですね。

 

最後の確認として「ヒアリング」はあくまでも「ヒアリング」であり、管理職や担当者が個人の見解を述べる場ではありません。

 

被害の内容を聴いていて、疑問に感じたり、「ちょっと大げさだな」なんて不審に思っても、言葉や態度に出ないように気をつけましょう。

 

具体的には、被害を訴える社員の前で首を傾げたり、「もっと前向きに考えたら?」なんて助言してしまったり

 

後々それがもとでトラブルになることもあります。注意しましょう。

 

次回(部下からパワハラ被害の相談を受けたら必ず読むべき職場の対応マニュアル④)に続きます。

 


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