働かない上司にイライラしているあなたが、答えるだけで簡単に解決に近づくことができる「5つの質問」

 

こんにちは。

 

エイダーズ山崎正徳です。

 

「上司が全く働かないから、私の残業が毎月増えてしまい困ってます」

 

「納期が迫っているから早めに判断して現場に指示してほしいと伝えているのに全然やらないんです。だから、結局私があれやこれや対応して、ギリギリになって。それで月末は残業続きでぐったり。本当に嫌になります」

 

今日は、こんな風に、働かない上司のおかげで自分の仕事が増えているという方に記事を書きますね。

 

上司だけでなく、同僚も含めて、果たすべき役割を果たさない人のせいで結果的に自分が多くのことをやらざるを得ない。

 

こんな経験をしたことがある人は少なくないと思います。

 

私も、一時期それで毎日イライラしながら働いていたことがあります。

 

なんで自分ばっかり

 

ずるい

 

なんで上の人はちゃんと注意してくれないんだ?

 

なんて不満を抱えながら、目の前の仕事を裁くことにいつも必死でした。

 

あなたも、きっとそうですよね。

 

やり切れなさ

 

不満、苛立ち

 

でも、放り出すわけにもいかない。

 

そんな想いに苛まれながら、過ごしているはずです。

 

そんなあなたは、とても真面目なのだと思います。

 

あなたが今望んでいること

 

それは、上司にもっとちゃんとやってほしい

 

自分の役割をきちんと果たしてほしい

 

そうですよね?

 

要は、上司に変わってほしいんですよね。

 

だこらこそ、上司に変わってほしいなら、まずあなた自身が今起きていることを客観的に理解する必要があります。

 

まず考えてほしいことは、

 

「どうしてこれが成立しているのか」ということです。

 

上司が、自分の役割をこなしていない。

 

必要な役割を果たさない。

 

でも、それでも仕事は回っていて、大きなトラブルになっていない。

 

上司も行動を改めようとは考えていない。

 

そんなことが、どうして通用するのでしょうか。

 

どうでしょうか?

 

「どうしてこれが成立しているのか?」を考える時は、次の質問を埋めていくと問題の本質が見えてきますよ。

質問① この問題で一番困っているのは、誰ですか?

 

質問② この問題で最も困るべき人(この問題について責任がある人)は、誰ですか?

 

はい、回答してみてください。

 

①と②に回答したら、さらに考えてみましょう。

 

きっと、①と②がイコールになっていないですよね?

 

①があなた

 

そして、②が上司や会社ではないですか?

 

①=②にならない場合、さらに質問に答えてください。

 

 

質問③ ②の人が困っていない理由はなんですか?

 

質問④ ②の人が困るために必要なことはなんですか?

 

質問⑤ 最後に、④で回答した対応ができない理由はなんですか?

 

ここまで。

 

どうでしょうか。

 

回答していくと、あなたの職場で何が起きているのか。

 

あなた自身に何が起きているのか。

 

あなたがどのようにこの問題に関わっているのか。

 

誰がこの問題を成立させているのか。

 

それらが浮き彫りになりませんか?

 

この質問に答えていくと、おそらく苦しくなる人が多いと思います。

 

なぜなら、皮肉なことに、「上司に変わってほしい」と思うあなたが、上司が変わる必要がない環境を整えてしまっていることがわかるからです。

 

だから、本当に上司に変わってほしいなら、まずはあなたから変わる必要があるのです。

 

勘違いしないでほしいのが、「あなたに問題があるよ」と言っているわけではありません。

 

働かない上司が、結果的にはあなたに依存していることで、問題が成立していることに気づく必要があるよと伝えたいのです。

 

そして、ただ上司に対して不満や怒りを感じている毎日から、少し自分にベクトルを向けて、自分にできることを考えてみる。

 

これが大切なのです。

 

自分が変わると言っても、なかなか仕事を放り投げるわけにもいかないでしょう。

 

直接このブログを見せて一言物申すわけにもいかないでしょう。

 

でも、何かできることはないか?

 

自分が背負いすぎている役割と、今後どのように付き合っていくべきか。

 

できることを考えるプロセスがとても大切なのです。

 

例えば、役割の境界線をより明確にして、待ってみるのもひとつです。

 

明日までに決めなければいけないことを上司から何も言ってこない。

 

こういう時、何度も何度も催促してしまっていませんか?

 

「どうなってますか?」

 

「これでいいですか?」

 

「先方にはこう答えないとそろそろまずいですよ。これでいいですか?いいですね?」

 

こうやって、あなたが催促すればするほど上司は「なんとかしてくれる」「いつも気にかけてくれているから大丈夫だ」とますますあなたに依存する可能性は高くなります。

 

母親が、毎日寝坊する子どもを叩き起こし続けて、車で学校に送っていって遅刻を防ぎ、「いつまでたっても自分で起きてこない」と嘆いているようなものです。

 

依存されている限り問題は解決しません。

 

それなら、リマインダーをするにしても、一回にしてみる。

 

「明後日までにお返事をお願いします。お返事がない場合は〇〇になります」みたいにメールを送り、他のメンバーやさらに上の上司もCCに入れて、上司の責任、役割を明確にしておく。

 

こうやって境界線を明確にするのもひとつですよ。

 

自分が変わると相手があっさり変わることもあるのです。

 

私も、一人暮らしの時にガス代を滞納してガスを止められ、「本当に止まったよ!」と慌てて払いに行ったことがあります。

 

困れば人間はすぐに動くのです。

 

あなたが背負いすぎた役割をどのように降ろしていくのか。

 

じっくりと考えてみましょう。

 

お一人では難しい方は、カウンセリングでお手伝いをさせて頂きます。

 

カウンセリングを受けることで、あなたに起きている問題の本質が手に取るようにわかるようになりますよ。


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