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職場で悪口ばかり言う人の特徴と、巻き込まれないために今すぐできる「ダメージ軽減法」

 

こんにちは。

 

エイダーズ山崎正徳です。

 

今日は、その場にいない人の陰口や悪口ばかり言う同僚に巻き込まれ、辛い思いをしている方に向けて記事を書いてみます。 


人の悪口ばかり言う同僚に本当に嫌になる。どうしたらいいの?

あなたの職場にもいませんか?

 

周りを巻き込んで個人攻撃をする人。

 

個人攻撃とまではいかなくても、二言目には誰かに対する愚痴や不満ばかり。

 

しかも、こっちが嫌な気持ちになるぐらいに感情のこもった言い方で、あなたが普通に付き合っている同僚や上司、後輩の悪口を言う。

 

「あの人、嫌な感じだよね。やる気ないんだよ。そう思わない?」

 

「あの女、やる気あんの?何のんきに笑ってるわけ?私ああいう無責任な人嫌い」

 

ただの愚痴レベルならあなたも笑って聴き流せるかもしれない。

 

でも、怒りや不満のこもった口調、表情。

 

そして、そのひどい言い方。

 

「そんなことないんじゃない?」なんて言おうものなら、たちまち不機嫌になりそうな、その圧力。

 

毎日のようにこういう同僚の陰口に巻き込まれることは、まさに「間接的な暴力」を受けていると言ってもいいでしょう。

 

そして、あなたが辛いのは、陰口のひどさだけではない。

 

いつの間にか、その同僚の陰口にあなたも「同意した」と思われているのではないか?

 

「〇〇さんも言ってたよ」なんてその同僚に陰で言われて、私も共犯者になっていないか?

 

そして、私も同じように悪口を言われているに違いない。

 

そんな恐ろしさも感じますよね。

 

だから、「聴き流せばいいじゃん」なんていう助言を受けたって実際はそうもいかない。

 

あなたにとっては、言葉にしがたいほどのストレスだろうと思うのです。

 

「ああやって陰口ばかり言う人の心理ってどうなんですか?どんな特徴があるんですか?」

 

「どうやって対応すれば楽になれますか?」

 

こんな質問をよく受けるので、今日は、「陰口や悪口ばかり言う人の特徴」と「今よりもダメージを軽減できる方法」を教えたいと思います。


特徴①「自分が絶対に正しい」と思っている。

人に不満を抱きやすい人は、そもそも「自分が絶対に正しい」と思いこんでいます。

 

「私はこう思うけど、色んな意見があるよね」と他者との考えの違いを認め、相手を尊重することができないのです。

 

だから、少しでも自分と考えが違ったり、人が自分の意に沿わない行動をとったりするだけで、すぐに不満になります。

 

だから、悪口が増えるのです。

 

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特徴② 相手の「人間性」を見ずに「行動」だけを見る。

安全な人間関係というのは、基本的に相手の人間性を理解し合うことだと思います。

 

例えば、仕事でミスが多い同僚がいても、その人の優しくて真面目な人間性を理解していれば、「彼も一生懸命やってるしね」と思いやりを持って付き合うことができます。

 

一緒にランチに行って、楽しくやりとりすることもできます。

 

ただし、人に不満を持ちやすい人は、これとは逆で、相手の人間性を見ずに行動ばかりに着目します。

 

つまり、その時の相手の行動ひとつで、相手に対する評価が変わるのです。

 

自分の思うように動いてくれれば「良い人」と思い、そうでなければたちまち「悪い人」になる。

 

当然ですが、自分の思い通りに動いてくれる人なんていませんよね。

 

だから、悪口が増えるのです。


特徴③「感情のキャパ」が狭い

悪口ばかり言う人は、不満や怒りなどの感情を安全に扱うことが苦手です。

 

言い換えると、不満を自分ひとりで抱えるだけのキャパがありません。

 

不満を扱える力があれば、「不満だなー」と思いながら、一旦脇に置いておいて目の前の仕事に集中することができます。

 

それでも不満が強ければ、相手や場所、タイミングを選んで相談したり、愚痴を言ったりするなどして、安全に対応できるのです。

 

よって、だれかれ構わず悪口を言うようなことはしません。

 

ただし、不満を抱えることができない人は、ひとたび嫌なことがあると、早く吐き出してスッキリしたくて仕方がなくなります。

 

小さい子どもが、「ママ!聞いて!」と些細なことでもママをつかまえて話をするのと一緒です。

 

つまり、それだけ感情を抱える力に乏しく、苦しい思いをしているのです。

 

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対応①「共感」と「同調」の違いを理解する。

悪口や陰口ばかり言う人に巻き込まれやすい人は、「共感」と「同調」の違いをよくわかっていません。

 

例えば、「新しい派遣のAさん、本当につかえなくて、嫌になっちゃった」と悪口を聞かされた時

 

「それだけ嫌な気持ちになったんだね」と相手の気持ちを想像して話を聴くのが共感。

 

「それはひどいね。ほんとに使えないね、嫌だね」と相手の訴えに全面的に同意するのが同調。

 

この違いがわかりますか?

 

巻き込まれてストレスを感じやすい人は、「適当に共感だけしながら受け流す」ということが苦手です。

 

同調しなければいけないのでは?

 

一緒に悪口を言わないといけないかな?なんて思ってしまい、疲弊します。

 

同調しなくていいんです。

 

あなたにできる範囲で、適当に共感して受け流す。

 

これを意識してください。

 

※関連記事

「共感」と「同調」の違いがわからないと、いくら頑張って話を聴いても相手を怒らせるだけである。


対応② 心の中で「あなたはそう感じるんだね」とつぶやく。

 

誰にでもすぐに、そして簡単に使える、悪口をばかり言う人との「境界線の引き方」を紹介します。

 

それは、相手が陰口を言った時、心の中で「あなたはそう感じるんですね」とつぶやくことです。

 

例えば、

 

「あんなレベルで転職したって、あの人はどこに行ったって通用しないよ!」と言われたら

 

(心の中で)「あなたはそう思うんだね」とつぶやく。

 

「今度の新人は本当にどうしようもないやつだ」と言われたら

 

(心の中で)「おまえにとってはな」とつぶやく。

 

「課長の会議の発言、かなりナルシスト入ってて、わたしは無理!」と言われたら

 

(心の中で)「あなたはそう思うんだね」とつぶやく。

 

これだけです。

 

こうやって、「相手の考え」と「自分」をはっきりと区別するのです。

 

これだけで境界線を引くことができ、ダメージを軽減できます。

 

それでも嫌な気分にはなることは避けられないでしょうけど、やらずに聴くよりはずっとマシです。

 

心の中でつぶやいてみてください。

 

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「モンスター社員の行動」を「職場の対応」との相互作用で見ると、今のあなたにできること、できないことは簡単に整理できる


それでもうまく距離がとれずに疲れてしまうあなたへ。

 

今回紹介した対応方法は、あくまでも「今よりもダメージを減らせるやり方」であり、問題解決法ではありません。

 

もしあなたがそれでもうまく距離をとることができず、毎日とてもしんどい思いをしてるとしたら

 

そんなあなたは、日常的に人に巻き込まれやすかったり、NOと言えなくて苦しい思いをしていたり、様々な人間関係に負担を感じていませんか?

 

だとしたら、今こそあなた自身の課題と気持ちをじっくりと整理するべき時なのかもしれません。

 

ぜひ、カウンセリングで一緒に考えさせてください。

 

あなたが今よりもストレスの減る人間関係を構築できるよう、精一杯支援させて頂きます。


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