怒りが強い時に試してほしい、スッキリできる「怒りのエネルギーの放出方法」

 

こんにちは。

 

エイダーズ山崎正徳です。

 

今日は、仕事で強い怒りを感じることが多い方に、怒りを少しでも和らげるテクニックを紹介します。

 

仕事で感じる怒りって、その場で強く感じるものもあれば、家に帰ってからかなり怒っていることに気づくことありますよね?

 

例えば、上司から理不尽なことを言われて、その場でけっこうイライラしながらも、同僚に愚痴を言って、なんとなく笑い話にして家に帰る。

 

布団に入って目を閉じると、なんか上司とのやりとりが頭の中で反芻されて、イライライライラ、炎がじわじわ燃え上がり、どんどんどんどん怒りが増していく。

 

「あ、私ってこんなに怒ってたんだ」「こんなに悲しかったんだ」

 

そこではっきりと自分が傷ついていたことがわかる。

 

こんな経験、あなたにもありませんか?

 

感情って、その場できちんと把握できるものもあれば、後になってわかるものもある。

 

だから、扱い方が難しいんですよね。

 

私は、怒りが強い時は、ちゃんと怒るようにしているんですよ。

 

といっても、職場で暴言を吐いたり、自宅に帰って「むかつく!」なんて怒って家族を怖がらせたりはしてません。

 

私の言う「ちゃんと怒る」は、「怒りを受け入れて認める」ということです。

 

「こんなことで怒ってはいけない」とか「これくらいよくあることだから、あんまり考えないようにしよう」みたいに、思考で怒りを処理しようとすると、さっき話したように、布団に入ってから怒りが出てきたりしやすくなるんですよ。

 

そうなると寝つきが悪くなりますからね。

 

覚えておいて欲しいのは、怒りは思考では処理できません。

 

怒りは、ちゃんと認めて、「安全に怒りきる」ことが大事です。

 

例えば、頭の中で自分を怒らせた相手をドラマのように論破するとか、ぎゃふんと言わせるとか、そういうイメージをもってやっつけることも効果がありますよ。

 

前に、カウンセリングの場面で「人のことを悪く思ってはいけない」と思いこんでいる方に、「ちゃんと怒っていいんだから、頭の中であなたを傷つけた人に抗議してください」と伝えてやってもらったら、「めちゃくちゃスッキリした」と言っていました。

 

後は、カラオケもいいですよ。

 

思いっきり怒りを出し切るには大きな声を出すのが一番です。

 

職場で大声を出すわけにはいかないですから、帰りに一人でカラオケに行って、60分くらいシャウトしてください。

 

車で通勤している人は、車の中で歌を歌いましょう。

 

上手に歌わなくていいので、体にたまった怒りを放出するイメージで歌ってください。

 

ドラゴンボールで、悟空がスーパーサイヤ人になる時のような感じです。

 

あとは、枕に顔をうずめて大声を出すのもいいですよ。

 

声が小さくなるので、安全に怒りを出せます。

 

また、王道ですが、ジョギングや水泳など、運動はとても効果があります。

 

これもできる範囲でやってみましょう。

 

ただ、なかなか運動をする習慣がない方や、歌をうたうことに抵抗がある方は当然大勢いますよね。

 

そんな方に試してほしいのが、これ。

 

名付けて、「紙袋絞り」

 

これは私が思い付きで試してみたのですが、患者さんからとても評判がいい。

 

ぜひやってみてください。

紙袋を用意してください。

 

どんな紙袋がいいかは好みによりますが、絞りがいのある硬めの紙袋を好む人が多いです。

雑巾を絞るように、紙袋を絞りましょう。

 

グシャグシャっとやらないで、じっくりと、紙袋が手に食い込む痛みを味わいながらやりましょう。

あるところまでいくと、強く力を入れてもなかなかねじれなくなります。

 

そこからが怒りのエネルギーを放出できるゴールデンタイムです。

 

思いっきり、思いっきり、思いっきり力を入れて絞りましょう。

 

それでも紙袋が切れません。ねじれません。

 

だから絞り続けてください。

 

ここでエネルギーが放出されていきます。

 

グワーッ!!!!!

 

オリャー!!!!!

 

このやろー!!!!

 

と続けてください。

 

続けてるとねじ切れます。

 

そしたら終了。(ねじ切らないで終了でも大丈夫ですよ)

 

まだ足りない人は、紙袋をちぎりましょう。

 

ちぎり方としては、思いっきり早くビリ!と切るよりは、じっくりちぎっていく感じの方がいいと思います。

 

紙がちぎれる音を聞きながら、ゆっくりと時間をかけてちぎりましょう。

 

これをやり切ると、けっこうスッキリします。

 

放出された感覚を味わえる人が多いです。

 

紙袋以外にお勧めなのは、「いろはす」のペットボトル。

 

あれはグシャグシャっとつぶれるので、ゆっくりじっくりと絞るといいです。

 

怒りの放出は、「ゆるやかに」が理想です。

 

コーラのペットボトルを思いきり振った時に、泡が吹き出ないようにゆっくりと蓋をあけますよね?

 

怒りのエネルギーの放出も、その時と同じようなイメージでやりましょう。

 

コーラの泡がブシャ!と吹き出ないように。

 

ゆっくりじっくりと放出していくと、衝動性が抑えられます。

 

怒りが強い時に、物にあたったり八つ当たりをする人は多いですが、あれをすると余計に怒りが強くなります。

 

実際に、そういう人は八つ当たりしても全然スッキリしてませんよね?

 

怒りを衝動的に放出すると危険だし、結果的に余計に怒りを強めます。

 

だから、振ったコーラをゆっくり開けるように、ゆるやかに放出する習慣を持つといいですよ。

 

ぜひやってみてください。

 

でも、一番いいのは怒りをちゃんと誰かに話して聴いてもらうことだと思いますね。

 

感情は人と共有されることで癒されます。

 

あくまでもそれを基本として、今日のやり方も合わせて使ってみてください。


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