こんにちは。
エイダーズ山崎正徳です。
もっとストレスに強くなりたい!介護職、看護師、福祉職のための「対人援助職の自助グループ」の第1期生の講座が、昨日開講しました。
これから、7月まで7回の講座を行います。
第1期生には、本当に熱い8名の援助職の方が揃いました。
訪問看護師、訪問介護ヘルパー、訪問介護事業所サービス提供責任者、デイサービス相談員(社会福祉士、介護福祉士)、ケアマネージャー、総合病院看護師、精神科ソーシャルワーカー(精神保健福祉士)の皆さま。
お一人はなんと名古屋から!
私は1年目から本当に良い出会いに恵まれたなーと、しみじみと感じました。

この7カ月の連続講座は、「自助グループ」と名付けている通り、メンバーが仲間となり、対人援助職として日々感じる喜びも辛さも共有し、学びを深める「場」です。
昨日は、第一回なので自己紹介とオリエンテーションが中心でした。
このグループで自分の感情を語ることがなぜ大切なのか。
感情を共有できることでどんなメリットがあるのか。
対人援助職の燃え尽きや体調不良はどのようなメカニズムで起きるのか。
「感情」を切り口に理解してもらいました。
そして、最後は自助グループのミーティング。
「言いっぱなし聴きっぱなし」のルールで、自分を語り、仲間の話を聴く。
次回からは特にテーマを決めずに自由に話をしてもらうつもりですが、昨日は最初で慣れないと思うので、テーマを決めて話してもらいました。
テーマは「援助職を目指したきっかけ」です。
これが、面白かった!
初めから対人援助職を目指していた方だけでなく、他の仕事をしていて介護や福祉の業界に興味を持った方、色んな仕事を経験してこの仕事にたどり着いた方、家族やドラマの影響だった方など
みんなとても詳しく話してくれて、とても興味深かったです。
聴いてみるものですね。
昨日皆さんの話を聴いていて反省したのですが、私がこれまで一緒に働いていた同僚、上司、後輩、部下だった人たちって、なんで対人援助職を目指したんだろう?
なんで一緒に働いていたのにそんなことも知らないんだろう?
ちゃんと知っていれば、もっとその人のことを理解できたんじゃないかな。
もっといい関係が築けたんじゃないかな。
見る目が変わった人もいるんじゃないかな。
そう思いました。
忙しく、ストレスが大きい対人援助職。
人間関係の摩擦が生じやすい対人援助職。
だからこそ、お互いがお互いの話にじっくりと耳を傾ける。
自分を理解し、仲間を理解する。
それこそが、「私」と「あなた」の違いを認め、尊重し合える関係になる。
バウンダリーを保てる安全な人間関係になる。
とても大切なことだなー、と昨日皆さんの話を聴き、学ばせて頂きました。
今年はこの1期生の皆さまと、切磋琢磨し合う良い1年になりそうです。
そして、ただ今、第2期生を募集中です。
あなたも、私たちの仲間にぜひ加わってください。
第2期生は定員8名。
残り4名募集中。
1月1日に募集して早くも残り4名ですので、お申込みはお早めに!
セミナーのご案内
◆平成30年2月24日(土)対人援助職のための虐待・暴力トラブル防止セミナー 定員8名 詳しくは こちら
◆平成30年2月9日(金)ストレスが減る人間関係の距離感がわかる!対人援助職のためのバウンダリー(境界線)セミナー【基礎コース】 定員8名 詳しくは こちら
◆もっとストレスに強くなりたい!介護職、看護師、福祉職のための連続講座「対人援助職の自助グループ」(第2期生) 定員8名 詳しくは こちら 残り4名!
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