口が悪くて愚痴が多い利用者さんの話を聴くことに限界を感じているあなたが、今よりも楽に話を聴くことができる具体策

 

こんにちは。

 

エイダーズ山崎正徳です。

 

ある訪問看護師の方の悩みです。

 

訪問先の利用者さんで、いつも口汚く主治医や家族への文句ばかり話す人がいて、ちょっときつくなっていています。

 

毎回訪問するたびに「あいつは絶対やぶ医者だよ!この間なんてさー」と主治医の悪口から始まり、

 

その後は決まって近所に住む家族の悪口。

 

その内容が、本当に一方的でひどくて。

 

言い方も感情的で。

 

こんな話を毎回毎回聴かされると、正直疲れるし、気分も悪いし。

 

訪問看護師の勉強会の集まりでこの話をしたら、「傾聴」を勧められたんですよ。

 

とにかく静かに耳を傾けてみるといいって。

 

でも、私が悪いんですかね、傾聴が難しくて。

 

聴いててもとにかく気分が悪くて。

 

本当に疲れてます。

 

どうしたらいいですかね?

 

ここまで。

 

利用者さんや患者さんの話を聴くことが多い援助職の方にとって、この訪問看護師さんの気持ち、とてもよくわかりませんか?

 

自分の価値観に反する話、あまりにも受け入れられない話を聴かされ続ける。

 

これは負担ですよね。

 

しかも、そうやって一方的に自分の正しさを主張する人は、けっこうこちらに同意を求ませんか?

 

「あなたもそう思わない?」と。

 

あまりに一方的で強い物言いなので、反論でもしたらそれはそれで面倒なのが目に見える。

 

かといって、同意したらしたで、あとで他の人に「○○さんもそう思うって言ってたよ」なんて言われそうで嫌ですよね。

 

だから困るし、負担なんです。

 

そんな負担を感じているあなたにとって、「傾聴がいいよ」なんて言われても負担にしか感じませんよね?

 

だって、これまで充分に傾聴してきたからこそ、限界を感じているんですよね。

 

いくら聴いても聴いても治まらないから疲れているし、もう聴きたくないのに、「傾聴」?

 

「こんなにやってきたのに、まだ聴きたりないの?」と戸惑いますよね。

 

それは当然のことです。

 

あなたは充分に頑張って聴いてきました。

 

だからこそ、傾聴を頑張るのではなく、もっと楽に傾聴できるようになる方法を学ぶべきです。

 

それは、ストレスが減る人間関係の距離感である、バウンダリー(境界線)を身につけること。

 

これが大切です。

 

バウンダリー(境界線)は、安全で健康的な人間関係の適切な距離感です。

 

「あなた」と「私」の間に存在する、目に見えない境界線です。

 

境界線が引けていると、自分と利用者さんとは「全くの別人で、別の価値観を有している」という考えで話を聴くことができます。

 

だから、自分には受け入れがたい考え方や価値観を持つ人の話を聴いても、それに対して不満に思ったり、嫌な気分になることは少ないんですよ。

 

口が悪い利用者さんのひどい話を聴いても、「なんてひどい人だ!」と正面からとらえず、

 

「私はそう思わないけど、あなたにとってはそう感じるんですね」と距離を保って聴くことができます。

 

「本当にあの医者にはひどい目にあったよ!ヤブ医者だよ!あんたも気を付けなよ!」と言われても、特に困る必要はありません。

 

あなたにとってはいい先生でも、その利用者さんにとってはヤブ医者なのです。

 

感じ方は人それぞれ。その患者さんはヤブ医者だと感じた。

 

それだけのこと。

 

だから、それを聴いてあげるだけでいいんですよ。

 

境界線が引けないと、自分にとって受け入れがたい考えや価値観の話をされると、困ってしまいます。

 

途中で口を挟んでしまったり

 

「ここで共感するとこの人の味方になってしまわないか?」なんて思って混乱してしまったり

 

受け入れがたい考えを無理に受け入れようとして疲れてしまったり

 

とにかく、落ち着いて、最後まで相手の話を聴けなくなるんですよ。

 

だからとても疲れるし、相手との関係もこじれやすくなるのです。

 

理不尽な話を聴くにしても、境界線を引けるか引けないかで消耗するエネルギーがだいぶ変わります。

 

バウンダリーを学んで実践することで、体調は確実に良くなりますよ。

 

実際に、私のセミナーに参加された方から「体調が良くなった」「前よりも楽に関われるようになって嬉しい」という声を頂いています。

 

利用者さんの話に感情移入しやすかったり、話を聴くことが苦手で疲れるあなた

 

ぜひ、バウンダリー(境界線)を学んでみてください。

 

援助職としてのあなたを支える、強力な足腰を作ることができ、今よりももっと健康に働くことができますよ。


セミナーのご案内

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