ケース会議で自分の意見を通すために感情的になるスタッフに困っている職場で、今すぐに活用してほしい資料を公開します。

 

こんにちは。


エイダーズ山崎正徳です。


「自分と意見が違うと、すぐにムッとして、嫌そうな顔をして大きな声を出すスタッフがいるんですよね」


「先週のケース会議でもそうでした。自分と反対意見が出たときに『でもね!!』『だから!!』と相手が話している途中でもかぶせてきて、大きな声で感情的に自分の意見を言うんです。それをされると、誰も何も言えなくなっちゃうんですよ」


こんな相談を職場の管理者の方から受けたことがあります。


これって、いわゆる対人援助職の職場なら「あるある」ネタですよね。


大きな声を出して言い切ることが、正しい自己主張であると本気で思っているような人。


相手の安全を奪い、安心して意見交換をするためのケース会議を壊す。


こんな人、あなたの職場にいませんか?


そして、そんなあなたの職場での会議は、「安全に意見交換ができる場」としてほとんど機能していないなんてことはないですか?


もしそうだとしたら、その会議は他のスタッフに「時間の無駄」と思われているかもしれません。


「結局、〇〇さんの意見が通る場だから」


「あの人がムキになると面倒だから、利用者さんには悪いけど言い返さない方がいいよね」


こんなふうに、本当は利用者さんのため、そしてスタッフのためのケース会議の場が機能せず、ただ集まって無駄に時間を使うだけの場になる。


職場にとっても、スタッフにとっても、利用者さんにとっても、何のメリットもありません。


こんな状況が常態化しているとしたら、経営者や管理職はすぐに改善に向けて動き出すべきです。


これから、私が相談を受けた管理者の方が、私の助言のもとに職場で行った取り組みを紹介します。


まず、私が作成した「安全で働きやす職場にするための取り組みについてのお願い」という資料を会議の場面で配布し、全員で読み合わせをしてもらいました。


今回、その資料を公開しようと思います。


こちらでダウンロードしてください。

ダウンロード
職場での暴力的なコミュニケーションを防止するための資料
【配布用】安全で働きやすい職場にするための取り組みについてのお願い.docx
Microsoft Word 15.6 KB

※資料の中の【貴法人名】に職場の名称を入れてご利用ください。

 

この資料に書いてあることを管理者の方針として明確にして、「この職場から暴力的なコミュニケーションをなくします。協力してください」ときちんと伝える。


その上で、会議だけでなく日常のコミュニケーションで気をつけてほしいことも明確にする。

声を荒げない
相手に脅威を与えない
相手の話はきちんと最後まで聴く
不満に思うことは相手を責めず、「不満だ」と普通に伝える。
伝えたいことはちゃんと伝える

そして、「これが守れていない方には管理者として直接声をかけて指導します」と伝える。

これをやっただけで、当事者の言動はだいぶ改善され、直接指導することもなかったようです。

資料を配った時には気まずそうな顔をしていたようですから、自覚はあったみたいですね。

個別に直接注意をする前に、職場としての方針を明確にする。

うちは職員の安全を守るよ、暴力的な言動は認めませんよと宣言する。

そして、何が暴力的なコミュニケーションにあたるかを共有しておく。

これが本当に大切だと思います。

 

そして、「どうしても暴力的なコミュニケーションをやめられない」というスタッフがいれば、ぜひ私を呼んでください。

 

暴力的なコミュニケーションを改善することを目的に職員の方のカウンセリングを行います。


あなたの職場も、まずはこの流れで取組んでみてください。

あなたが管理職でなければ、暴力的なコミュニケーションで困っていることを上司に相談して、「こんなのありますよ!」とこの資料を紹介してもらえると嬉しいです。

暴力的なコミュニケーションや虐待などのトラブルを防止する職員研修やコンサルティングも行なっていますので、お気軽にご利用ください。 


セミナーのご案内

◆ストレスが減る人間関係の距離感がわかる!対人援助職のためのバウンダリー(境界線)セミナー【入門コース】 平成30年11月30日(金) 定員5名 詳しくは こちら

 

◆もっとストレスに強くなりたい!介護職、看護師、福祉職のための連続講座「対人援助職の自助グループ」(第3期生) 定員8名 詳しくは こちら 


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