カウンセリングを受ければ本当に私は変われるんですか?みんな結局どうなるんですか?

「カウンセリングを受ければ、本当に私は変われるのでしょうか?」

「みんなどんなふうに変わるんですか?」

カウンセリングをしていると、こんな質問をよく受けます。

例えば、性格的に自信がなくて仕事を断るのが苦手な人が、変わりたくてカウンセリングにくる。

その人にとってのゴールは、「仕事が断れるようになって、もっと早く家に帰ること」

そのために、カウンセリングを続ける。

長い人は年単位でくる人もいる。

そんな中で、課題をどう解決するか、解決の形って本当に人それぞれで、無数に存在します。

例えば、カウンセリングの中で断りかたを学び、コツをつかんで断れるようになる。

解決ですよね。

または、ちょっとしたきっかけで人間関係が劇的に楽になり、仕事が断れるようになる人もいる。

この記事で紹介した女性ですね。ぜひ読んでみてください。

親や上司から支配を受けて苦しんでいるなら、あなたにできる小さな「境界線」を引くところから始めなさい!


こんなふうに、「断れるようになる」という形で解決につながる人はイメージしやすいかと思います。

一方で、「断れない」けど解決という人もいるんですよ。

イメージしにくいと思うので、実例で紹介します。

その方はカウンセリングに来て一年近く経っていました。

毎回、職場のこと、家族のことなどを話し、そこでの自分の気持ちを振り返り、整理していく。

そんなことを毎月やっていました。

そろそろカウンセリングに来て一年になるなという頃、その方がこんな話をしてくれました。

相変わらず、今日も受けなくていい仕事を振られて、引き受けてしまいました。

前よりは断れるようになってますけど、引き受けやすい私の癖は変わってませんね。

断ると相手にどう思われるのか、やっぱり不安なんですよ。

でも、聞いてくださいよ。前は断れないことに対してすごく自分を責めていました。あーあ、またダメだったかー、いつも私はこうなんだって。

今は違うんですよね、なんか。

あー、私は変わらないんだな。これでも今までちゃんと生きてきたし、友達もいるし、こんな私と付き合って生きていくんだな。

こういうふうに考えるんですよね。前みたいに自分を責めなくなって。私は変わってないけど、でも、変わらないことを受け入れられるというか。

楽なんですよー、なんだか。

ここまで。

「断れない」けど、解決。

わかりますか?

変われない自分にOKを出せるようになった。

変われない自分を許せるようになった。

行動は変わってないけど、感じ方は変わった。

これも解決の形なんです。

カウンセリングのゴールって、カウンセラーが設定するのではない。

もちろん提案することは多いですけどね。

基本は、相談をするあなた自身に解決の形があるのです。

変われない自分に苦しんでいる人が、変われない自分を受け入れられるようになる。

すごいことです。

結局、悩みを解決するのって、カウンセラーではない。

悩んでいる本人の力によるんだな、と毎回思いますね。


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