バウンダリー(境界線)基礎講座8日目「人間関係の距離感チェック」

こんにちは。

 

エイダーズ山崎正徳です。

 

バウンダリー(境界線)基礎講座8日目。基礎講座は今日で最後になります。

 

ここまで7回にわたって説明してきましたが、バウンダリーの話をすると急に人間関係の距離感を意識しすぎて、「逆に仕事がしづらくなった」なんて感じる人はいると思います。

 

普段とても親しく話していた人に急に敬語を使うとか、確かにやりづらくなりますよね。

 

私が言いたいのは、「バウンダリーに無自覚であることが危険である」ということです。

 

職場ですごく親しい間柄で、個人的なことよくも知っているとして

 

「自分たちは距離感が近いな」「職場の同僚というよりも友達のような関係だな」とちゃんと理解して気をつけて仕事をする。

 

こういう意識が大事なんです。

 

何も無理に距離を適切に保てというのではない。

 

バウンダリーは柔軟性があってOK。

 

親しくするならそれでもいい。でもリスクも把握して付き合う。

 

この意識がないと、人間関係のトラブルが増える可能性が高まります。

 

利用者さんとの関係もそうです。

 

作業所のような少人数の施設だと、職員と利用者はどうしても家族のような関係になります。

 

あだ名で呼び合ったり、ため口になったり

 

それ自体がいけないわけではなく、リスクを把握して付き合っているかいないか、という問題なのです。

 

職員同士で「うちは家族的な距離感でやらざるを得ないから、お互いに声をかけあって注意しましょう」なんていう意識の共有が大事なのです。

 

そういうわけで、最後にバウンダリーのチェックリストを紹介しますので、時々同僚や利用者さんとの距離感を確認してみてください。

 

<上司・同僚との距離感チェック>

 

距離が近くなる考え方
 
□私の考えが絶対に正しく、職場でも認められるべきである
□プロとして些細なミスは許されない
□上司は私の責任をとってくれる
□上司なのだから完ぺきであるべきだ
□私は上司が考える通りに動く
 
適切な距離感をつくりやすい考え方
 
□考え方は人それぞれ。意見が合わないことはむしろ当たり前
□誰だって完ぺきではないし、お互い様
□上司も私も同じ労働者
□上司は職務上の役割に基づいて私に関わる
□上司の方針に基づき、私も考える

 

<利用者・患者との距離感チェック>

 

距離が近くなる考え方
 
□ 私があなたを何とかする
□ 私こそが最もあなたを理解している
□ 私はあなたを正しい方向に導くことができる
□ 私の期待する通りに自立・回復してほしい
 
適切な距離感をつくりやすい考え方
 
□ 私は専門性とサービスの契約に基づいて、あなたに援助を行う
□ 私はあなたと問題を分かち合い、一緒に取り組む
□ 私とあなたは対等である
□ 私はあなたが自分の力で目的を果たせるよう、手伝う


今日で8日間にわたってお伝えしたバウンダリー(境界線)の基礎講座は最後になります。

 

読んで頂きありがとうございました。

 

ここまで読んで、自分自身の人間関係の距離感に課題がある、と感じたあなた

 

ぜひ、カウンセリングをご利用ください。

 

あなたの課題を整理して、解決に向けて精一杯支援させて頂きます。  



セミナーのご案内

◆11月17日(金)ストレスが減る人間関係の距離感がわかる!対人援助職のためのバウンダリー(境界線)セミナー 定員8名 詳しくは  こちら

 

◆10月27日(金)ストレスが減る人間関係の距離感がわかる!対人援助職のためのバウンダリー(境界線)セミナー 定員8名 詳しくは  こちら 残り1名! 


ブログカテゴリ


初めに読んでほしいお勧めブログ記事