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9月1日の18歳以下の自殺問題に思うこと。「不登校」って、子どもの問題ではなく大人の問題だと思う話

こんにちは。

 

エイダーズ山崎正徳です。

 

今日は9月1日。今日から学校の新学期が始まりますね。

 

いじめや友達との関係で悩んでいる18歳以下の自殺が多いとされる「9月1日」。

 

学校が嫌いな子は、本当にきついでしょうね。

 

大人だって一週間の夏休み明けは辛いですから。

 

私も職場の人間関係に悩んでいた時は、休み明けって本当に辛かった。

 

とにかく行きたくない。電車の中では音楽を聴き、とにかく無心になる。

 

そうやってがんばって耐えてましたね。

 

でも、大人は「会社を辞める」という選択肢があるからマシですよね。

 

適当な理由をつけて休むこともできる。

 

私は基本的に「辞める」ことを「逃げ」だなんて一切思ってませんからね。

 

それが例え就職して三日目で辞めようが、「合わないから辞める」というそれだけの話。

 

別の仕事を探せばいいだけ。

 

全ては自分の責任でどうにでもなるんですよね。

 

でも、子どもにとって「学校に行かないこと」って、物凄く大きいことですよね。

 

「学校辞めました」なんていう選択がそもそも与えられていない。

 

逃げ場がないんですよね。

 

恐ろしいことですよ。

 

だって、きっと大人が、親が受け入れられないからですよね。

 

自分の子どもが学校に行かないなんて受け入れられない。

 

「辛いことがあったら何でもいいなさい」「決して一人で抱え込まないで」

 

なんて発信している人も、「もう学校に行きたくない!」と自分の子どもが訴えたら、「そうか!OK!」とは言えないのではないでしょうか。

 

だから子どもは逃げ場をなくすんですよね。

 

日本だと「不登校」って社会問題になりますけど、イギリスでは誰も問題にしないらしいですよ。

 

その子がどう生きるかの問題であって、学校が合わないこと自体は大した問題ではない。そういう考えなんです。

 

だから、学校に行きたくない子どもの悩みは変わってきますよね。

 

日本だと「逃げ場がない」「行きたくない」「辛い」「友達が怖い」みたいなのが中心でしょうけど、イギリスだと「さて、学校やめてどこに行こうかな」になりますよね。

 

親の悩みもそうです。

 

日本だと「うちの子が学校に行きません!どうやって行かせたらいいですか?これから先のあの子の将来が心配です!」になるけど、

 

イギリスだと「どこか他の環境はないかな」「うちの子が合う環境はないかな」になる。

 

全然違いますよね。

スクールカウンセラーをやっていていつも思うんですけど、不登校の問題って、結局大人が「問題」にしているんですよ。

 

親が、先生が「よくないことだ」と問題にする。

 

「親や先生に問題にされること」が、子どもにとっての悩みなんです。

 

だから逃げ場がなくて自殺を考える。

 

私は普段大人のカウンセリングをすることが圧倒的に多いですけど、不登校を経験している人でも普通に仕事している人は多いですよ。

 

逆に、行きたくないのに無理に学校に行き、不登校にならずひたすら耐えていた人の方が重いトラウマを抱えていたりする。

 

中学の時の記憶がほとんどない人とか、普通にいますよ。

 

あとは、不登校の時に、親に髪をつかんで玄関までひきずられて、車に乗せられ無理やり連れていかれたとか

 

先生が家まで迎えに来て強引に連れていかれたときに親が助けてくれなかったとか

 

そっちの方がよっぽど重いトラウマになっている。

 

だから、「不登校」って子どもの問題じゃなくて大人の問題だと私は思ってます。

 

別の生き方、別の価値観を認めてあげられないんですよね。

 

学校に子どもが行かないことの不安に大人が耐えられないんですよね。

 

だから、子どもが相談しなくなるんですよ。

 

「言っても仕方ない」「話したって、どうせ最後は学校に行けと言われる」

 

今日、9月1日は子どもに対して「一人で抱え込まないで」という発信がツイッターなどで飛び交っています。

 

私は、それと同時に、相談を受ける大人、親が変わっていかないといけないのではないかといつも思いますね。

 

自分が型通りに生きているから、レールを外れるやり方をされると対応できないだけでしょ?

 

「学校に行きたがらない子ども」が問題なのではなく

 

「学校に行きたがらない子どもに困っている私」が問題なんですよ。

 

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