バウンダリー(境界線)基礎講座1日目「バウンダリー(境界線)とは?」

こんにちは。

エイダーズ山崎正徳です。

ブログを読んでくれている方が増えてきたこともあり、改めて、きちんとバウンダリー(境界線)についての説明をしていこうと思いました。

 

基礎講座1日目としましたが、今のところ何日目まで続くかわかりません。

 

アメブロの時は全6回だったのですが、今回も同じくらいか、もうちょっと長いかもしれません。

 

今日は、本当に基本的な話です。


バウンダリーとは、目に見えない、安全な人間関係の境界線です。

「私」と「あなた」は全く別の人間で、別の価値観を持っている、ということを認め合える関係。

 

お互いの人間性を尊重できる関係。

 

この境界線が守れていると、お互いに脅威を感じずに、安全にやりとりをすることができます。

例えば、仕事で意見が分かれた時。

バウンダリーが守れていれば、意見の合わない相手にムキになる必要はありません。

ちゃんと相手の話を聴き、自分の意見を伝えられるのです。

対人援助の仕事をしていると、当然ながらケアの方針で意見が割れることってありますよね?

そして、そこで必ず感情的になって意見を通そうとする人いませんか?

「私が正しくて、あなたが間違いだ!」という主張を感情的になって行う。それはバウンダリーが守れていないのです。

だって、援助職が10人集まれば、10通りの考え方や価値観があるからですよ。

援助職を選んだ経緯だって様々なはずです。

家族を介護したことがきっかけでこの仕事を選んだ熱意に溢れる人

なかなか転職先が見つからず、ハローワークで勧められて入ってきた人

モチベーションが違えば方針や取り組み方は全く変わります。

だからケアの方針が違うのは当たり前なんです。

自分と他人の違いを受け入れていれば、意見の食い違いでムキになる必要なんてないんですよ。

考え方の違いを安全に確認して、意見がまとまらなければ決めるべき立場の人が決めればいいだけです。

このように、バウンダリーが守れていれば、相手の考え、人間性を尊重した関係が築けるのです。

 

他にも、職場で起きている人間関係のトラブルは全てバウンダリーで説明できます。

感情的になり、自己主張の強い人の意見が通る職場は、暴力的なコミュニケーションが根付いているのです。

相手の境界線を越えて、強い自己主張、強いパワーで相手の安全を奪うのは、支配・被支配の関係です。

ラフランスキューピーが、コーンキューピーにグッと近づきました。これで相手の安全を奪いやすい関係になります。

 

例えば、部下のミスに毎回怒りで対応し、強い緊張感を与えて行動を改善させようとする行為。

これは教育でもマネジメントでもなく、ただのコントロールなのです。

強いコントロールを受ける人は無力と怒りに苛まれ、自信や主体性をなくしていきます。

退職者が量産される職場は支配者がいることが圧倒的に多いです。

また、利用者さんに嫌われたなくて、援助職が利用者さんに過剰に世話をしたり、サービスの対象外のことまでやってあげたり、援助職なのか家族なのかわからない関係。

これも、利用者と援助職という境界線が崩壊しています。

境界線が崩壊すると、家族や恋人のような個人的な感情が反映されやすい関係になります

あなたを私が救ってあげる!

他のヘルパーよりも私のことをもっと必要としてほしい!

このように、援助職が「援助職として必要とされる必要がある」ために関係をつくる。

誰かに強く必要とされることで始めて自分の存在意義が確認できる

その関係に固執する。

これが共依存の関係です。

そして最後に紹介する関係がこちら

無関心の関係です。

 

距離が遠いですよね。

その名の通り、相手に興味、関心を持たない関係を言います。

同僚が悩んでいることはないか、困っているケースはないか、体調は万全か、など、相手に対する関心がないので、当然コミュニケーションも減少します。

挨拶や事務連絡だけで、内面の気持ちが一切共有されない。

または相談してるのにちゃんと聞いてもらえず、小さなこととして扱われる。

これをされるととても傷つきます。うつになります。

支配、共依存、無関心

バウンダリーが崩壊した関係は色んなトラブルが起き、傷つき、疲弊します。

 

だからこそ、バウンダリー(境界線)を正しく理解し、自分と他者の関係を客観視できるようになると、人間関係のストレスを今よりも減らす手立てを手に入れることができますよ。


慢性的に人間関係で疲弊している方、対人援助職としての仕事に苦しさを感じている方、さらなるスキルアップを志す方などなど、1度きちんとバウンダリー(境界線)を学び、振り返りをして頂くことをお勧めしたいですね。

というわけで、今日はバウンダリー基礎講座の1日目でした。

セミナーに来れない方も、ブログを読み続けてもらうだけでだいぶ理解は深まるはずです。

ぜひ、読んでみてください。

セミナーのご案内

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