毎回利用者さんとの電話が長くなって切ることができません!どうやったら早く電話が切れるんですか?

こんにちは。

 

エイダーズ山崎正徳です。

 

「毎回利用者さんとの電話が長くなって切ることができません!」

 

「私が担当する人は話が長い人ばかりで、いつも時間をとられちゃいます。この前なんて90分です」

 

私が働いてきた職場で、こんな同僚をたくさん見てきたし、今でもカウンセリングやセミナーなどで相談を受けます。

 

「どうやったら早く電話を切れるんですか?」

 

まずこういう相談を受けたら、私はシンプルに時間で区切るように伝えます。

 

時間という境界線をきっちりと引くことが大切だと。

 

でも、

 

「時間で切ろうと思ってもまた次の話が始まっちゃって、なかなか切れないんですよ」

 

「なかなか切らせてくれないんです」

 

こういう方も必ずいる。

 

もしあなたがこのタイプであれば、ぜひ今日の話を最後まで読んでくださいね。

 

電話が切れない人は、本当に切れないですよね。

 

他の仕事があるのに。

 

今日は早く帰りたいのに。

 

切れない。

 

サクッと電話を切れたら楽だな、と考えてますよね?

 

同僚のように時間で区切れたら、無理なことは無理と伝えて終えられたらいいと思ってますよね?

 

変わりたいのに、できない。

 

そして今日も時間を取られる。

 

そんなあなたは、(もうすでにされている方もいると思いますが)自分にベクトルを向けて考えてみる必要があるのです。

 

「利用者さんが」電話を切らせてくれないのではなく。

 

「私が」電話を切れない。

 

まだ話したい相手に対して、話を終わらせることを「あなたが」どう思っているのか。

 

これをちゃんと考えてみるのです。

 

なぜなら、そこにあなたの人間関係の特徴が集約されていることが多いからですよ。

 

相手に納得してもらえないと、そこで必ず相手に合わせる癖がありませんか?

 

電話を切らないといけないけど、相手が不満そうだから、まだ不安がおさまらないから、だって納得してないから、だから切れない。

 

相手がどう感じているか。どんな気持ちになるか。

 

あなたは自分の気持ちよりも、そうやって相手の気持ちを常に優先しているのではないですか?

 

私も電話相談をやっていた時は、話が長くなる方には時間を伝えて切っていました。

 

まだ話し足りない人も当然います。

 

不満そうにする人も当然います。

 

でも、相談を受ける側と相談する側は対等であり、お互いに限界があるのです。

 

相談する側も、ちゃんと相談を受けるのであれば限界を受け入れる必要があります。

 

たくさん話がしたくても、時間には限界があるんです。

 

そこで不満に感じても、不安になっても、それは仕方がないことなんです。

 

また次の時に話せばいいんです。

 

だから、あなたは相手が不満そうにしていても、こちらの限界を明確に示して伝えないといけません。

 

「そんなことをすると、怒らせちゃいませんか?」と思いますか?

 

本来電話を切っても相手が怒ってしまうことは自分の責任ではないのですが、「相手が怒ったり、不機嫌になるのが嫌」だから自分を犠牲に合わせてしまうのではないですか?

 

優しいあなたですから、相手を怒らせたくない、機嫌を損ねたくないと思ってのことですよね?

 

しかし、それを繰り返してしまうことであなた自身が不満を抱えてしまったり、苦しんでしまったりしていませんか?

 

ちゃんと相手の気持ちを尊重しながら、これ以上電話ができないことを伝えたのであれば、それは仕方がないですよ。

 

こちらの限界を受け入れるかどうか、そしてそこでどんな感情になるかはあなたの責任ではありませんよ。

 

その対等な関係性を援助職側がわかっていないと、バウンダリー(境界線)が崩壊します。

 

利用者さんを不満にさせたのは私が電話を切ったからだ。

 

ここで電話を切って相手が不安になったら私の責任だ。

 

こんなふうに、相手の責任まで自分で背負う関係になるのですよ。

 

だからいつも電話が切れないのです。

 

わかりますよね?

 

そんなあなたが変わるきっかけをつかむためにも、正しい人間関係の距離感や関係性を学び、一度じっくりと自分のことを振り返ってみませんか。

 

「ストレスが減る人間関係の距離感がわかる!対人援助職のためのバウンダリーセミナー」は、変わりたいあなたがきっかけをつかむためのセミナーです。

 

前回のセミナーに参加された訪問看護師さんからはこんな感想を頂きました。

 

今まで健康だけが取り柄でしたが、今の職場に入り約1年半病気やケガが絶えません。
休日も心身の疲労は取れず、自分の関わり方に問題があるのではないかと思い始め、今回のセミナーに参加させて頂きました。
 結論、やはりバウンダリーを保つことができていなかったことがよくわかりました。すべてがつながりすっきりした感があります。今後はできることから初めて自分を変えていこうと思います。ありがとうございました。

 

このセミナーを受けると、あなたの人間関係のとり方が、そしてあなたの悩みが手に取るようにわかりますよ。

 

次回開催は10月5日(木)、10月27日(金)です。詳しくは こちら をご覧ください。

 

一人でも多くの対人援助職の皆さまにお会いできることを楽しみにしています。

※今回の話に関連する記事はこちらです。ぜひ読んでみてください。

利用者さんに怒りや不満をぶつけられると、すぐに「私が悪い」と思って穏やかになってもらおうと一生懸命になってしまいます!

 

セミナーのご案内

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