「うつが悪くなるから担当から外すなんてやめてください!職場に必要とされてないみたいで辛いです!」

こんにちは。

 

「うつが悪くなるから、担当から外すなんてやめてください!職場に必要とされてないみたいで辛いです!」

 

長くうつ病を患っている職員にこんなことを言われて、困ってしまった。

 

管理職の方からこんな相談を受けたことがあります。

 

うつなどの精神疾患を持っている方が、年間を通してなかなか安定を保つことが難しくて、

 

一年に一回くらい休みがちになったり、仕事が手につかなくなったり

 

その度に周りがフォローに追われる

 

経営者や管理職の立場の方からすれば、「またか…」「いつになったら良くなるの?」

 

こんなふうに途方に暮れることって、ありませんか?

 

こうやって、毎年のように不安定な時期があり、お客さんにも職場にも迷惑がかかるなら、

 

一旦担当から外して、それほど休んでも影響のない仕事を任せようかな

 

こんな考えが浮かぶのは自然な流れではないでしょうか。

 

そう思って本人に伝えたら

 

「担当を持たせてもらえないなんて困ります!職場から必要とされてないみたいで、辛いです。もっと悪くなりそうなんです!」と言われてしまった。

 

困りますよね。

 

悩ましいですよね。

 

その職員が不要だなんて言ったわけではない。

 

良くなってもらいたい気持ちはもちろん持っている。

 

ただし、現実的にこれまでのように安定しない状態であれば、より影響の少ない仕事を任せるしかない

 

でも、それを本人が嫌がり、それによりうつが悪くなる可能性がある。

 

さて、あなたならどうしますか?

 

すごく苦しい悩みだと思います。

 

でも、これって、とてもシンプルに考えた方がいいと思うんです。

 

難しく考える必要はありません。

 

「担当を外してうつが悪くなったらどうしようかな…」なんていうふうに、心配になるのはわかるのですが、

 

別の見方で見れば

 

「担当を外れただけでうつが悪化するほどの状態」と言うことですよね。

 

仕事をしていれば、思うようにいかないこともあるし、希望が通らないことだってあります。

 

時には、職場のやり方に不満を感じることや、不安になることだってあります。

 

でも、そのたびにうつが悪くなり業務に支障をきたす

 

それが問題だということですよ。

 

いつまでも本人にとってストレスにならない環境を整えるなんて無理ですよね。

 

だから、担当を外れてもらうしかないんです。

 

「悪くなっちゃうから外さない」んじゃなくて、「それで悪くなっちゃうから外す」んですよ。

 

わかりますよね?

 

こうやって、業務に支障が出ているのであれば、業務上の責任はきちんと負わせた方が本人のためにもなるんですよ。

 

「このままではまずい!」

 

そう本人が思えれば、困ることができれば、「カウンセリングを受てけみよう」とか、真剣に改善に取り組むことにつながるんですよ。

 

私は、職場から依頼を受けて仕事に支障が出ている職員の方のカウンセリングも行っています。

 

職場が本人にきちんと責任を負わせて、改善を促す。

 

本人がちゃんと改善を目指し、カウンセリングで相談をする。

 

こういう形がベストです。

 

変に職場が守ってあげることで、逆にいつまでも変わらないんですよ。

 

人は簡単に環境に依存します。

 

そうすると、その環境を保つために病気にも依存します。

 

つまり、よりよくなろうという取り組みをしない可能性があるんですよ。

 

病気でいる方が都合がよくなる。

 

全員がこうだなんて言っているわけでは決してありません。

 

職場の対応を間違えると、職場や病気への依存につながることがある

 

その視点を持って対応した方がいいんです。

 

本人のことを本当に大切に思うのであれば、職場としてのスタンスを明確にして、一定の責任を負わせる。

 

これが大切なんですよ。

 

職員の問題についての対応の仕方や、カウンセリングのご依頼など、お気軽にご相談ください。

お待ちしています。

 

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