従業員の燃え尽き防止のセミナーもいいけど、その前にきちんとサービスの限界設定をしませんか?

こんにちは。

 

エイダーズ山崎正徳です。

 

燃えつき防止のメンタルヘルスセミナーって、対人援助の職場でのニーズは高いですよね。

 

慢性的に人手不足の環境で、毎日忙しく働き、

 

時には利用者さんからの暴言や暴力などのトラブルにもさらされる

 

やってもやっても仕事が減らず、一向に楽にならない

 

こんな環境で働いていれば、確かに燃えつきてしまうことなんて珍しくないはずです。

 

私のセミナーに参加している援助職の方からも、利用者さんからの暴力や家族からのクレームなど、様々なご相談が寄せられます。

 

皆さん、本当に大変な環境で働いているんだなーといつも感じます。

 

すぐに怒って威嚇する利用者さんに、どう対応したらいいんですか?

 

この間なんて首絞められそうになりましたよ。

 

ボールペンを投げつけられたこともあります。

 

こんな人に、どう対応したらいいんですか?

 

こんな相談を受けたときに、私は必ずこう返答します。

 

「むしろ聞きたいんですけど、その職場ではいったいどこまでやることになってるんですか?」

 

私がこうきくと、ほとんどの方が、「え?」と戸惑うんです。

 

そして、「うーん…特に決まってませんね…」と答えます。

 

このやりとりに全てが集約されてるんですよ。

 

どうして燃え尽きるのか?の答えがあるんです。

 

わかりますか?

 

それは、サービスの限界が設定されてないんですよ。

 

施設や病院として、どこまで関わるのか

 

どこまでの暴言や暴力なら許容するのか

 

これ以上は従業員の安全確保が難しく、サービスの提供自体が難しい、というラインです。

 

職場としての限界の設定です。

 

例えば、私が飲食店で無茶な要求をして迷惑行為を続ければ、警察を呼ばれるかもしれません。

 

お店に出入り禁止になるでしょう。

 

こういう限界があるから、お店の従業員だって安心して働けるんですよね?

 

他のお客さんにも質を保ったサービスができるんですよね?

 

この限界がなければどうなりますか?

 

首を絞められそうになっても、

 

ボールペンを投げつけられても、

 

あまりにもひどい暴言で威嚇されても

 

それでも関わることを求められる

 

うちではこんなの普通だ

 

嫌なら辞めれば?

 

と言われる。

 

燃え尽きるに決まってるでしょ?

 

確かに、限界を設定することが難しい分野だというのはわかりますけど、

 

だからこそ限界についてきちんと議論を重ねる必要があるんですよ。

 

根本の問題に目を向けずに燃えつき防止のセミナーやったって、それこそ限界があると思いませんか?

 

「うちは限界を設定しないから、あとは燃えつきないように各自で学んでね」

 

私にはこう言ってるようにしか見えませんけどね。

 

私が燃え尽き防止のセミナーやるなら、この限界設定の話は欠かせませんね。

 

それなしに、コミュニケーション?アサーション?他職種連携?セルフケア?

 

燃え尽きが量産される根本の原因に目を向けずに対症療法の話ばかりしたって、意味ないんじゃないのかなー

 

燃え尽きについて従業員の健康を意識するなら、

 

人手不足を解消したいなら

 

退職者を減らしたいなら

 

まずは根本的なところに目を向けてみましょう。

 

サービスの限界について、職場として向き合ってみる必要があるんですよ。 


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