ドラえもんがただの世話焼きなら、のび太は簡単に社会に適応できなくなる

こんにちは。

 

エイダーズ山崎正徳です。

 

「共依存」という言葉を知っていますか?

 

共依存は、人間関係への依存症です。

 

人から評価されたり

 

感謝されたり

 

認められたリ

 

賞賛を受けたり

 

こういったことで自分自身が確認できる、安心できる、存在してもいいんだと思えることから、

 

過剰に相手の世話をしたりして「必要とされる関係」を作り出すこと

 

それが共依存です。

 

共依存自体が悪いと言っているわけではありません。

 

誰にだって認められたい気持ちはある。

 

感謝されれば嬉しいし、もっとやってあげたいと思う。

 

評価されるからがんばれるわけです。

 

でも、「共依存症」になるとコントロールが効かなくなります。

 

それが相手のためにならないとわかっていても、やらないと気が済まない。

 

ついつい焼かなくても良い世話を焼いてしまう。

 

本人に任せればいいことまで手を出してしまう。

 

自分が体調が悪いのに、断ると嫌われるのが怖くて引き受けてしまう。

 

「わかっちゃいるけどやめられない」

 

共依存症の関係って、とても深刻です。

 

自分自身の健康を害すだけでなく、相手の力を強力に奪うわけです。

 

例えば、ドラえもんが自分に自信がなくて、

 

「少しでものび太くんに気に入られたい!そうでなきゃ僕が未来から来た意味がない!」

 

と思っていたらどうなりますか?

 

アニメでは、ドラえもんは道具を出すまでに渋ることありますよね。

 

「なんでも僕を頼るな!」って。

 

それがなくなり、ドラえもんから道具を出すようになったらどうですか?

 

「困っていることない?今度はこんなに便利な道具を買ったよ。これってね、こんなことに使えてね」

 

みたいな。

 

どんどんどんどん道具を出し、のび太の悩みを解決していく

 

そうなると、のび太はどうなると思いますか?

 

わかりますよね?

 

自分で問題を解決する力がなくなります。

 

「辛い」と感じたらすぐにドラえもんに解決してもらうわけですから、ストレスへの耐性もどんどん弱くなります。

 

小学生の時に経験すべき、人間関係、勉強、学校などから生じる悩みを経験できなくなります。

 

これにより、のび太は社会に適応する力を奪われてしまうわけです。

 

ドラえもんはのび太にとって支援者ですよね。

 

支援をするために未来から来たのです。

 

でも、距離感を間違えると、支援者が相手の力を強力に奪ってしまうのです。

 

それだったら、ドラえもんなんかいない方がのび太は自立できることになりますよね。

 

さて、このドラえもんとのび太の関係を援助職と利用者さん(患者さん)に置き換ええるとどうでしょうか?

 

援助職が「援助職として必要とされる必要がある」としたら

 

過剰に利用者さんの世話をし、

 

自分でできることまでやってあげ、

 

「あなたが一番好きよ。あなたが担当で良かった!」と言われるまで徹底的にやってしまう。

 

それって、「誰のため」の支援ですか?

 

気づいていますか?

 

あなたがあなたのケアを一生懸命やっていること

 

あなたの不安や満たされなさを癒すための支援をしていること

 

それにより、目の前の利用者さんの力を奪ってしまっていること

 

それこそが、まさに共依存なんですよ。

 

あなたが自分のことをよく振り返り、利用者さんとの関係性を見直していかない限り

 

どれだけ勉強会に出てスキルをつけても、そのスキルを正しく生かすことができませんよ。

 

自分のことを理解し、不安や満たされなさを管理し、適切な関係、距離感がとれるようになる。

 

これが、あなたの専門性を存分に生かすための強力な足腰になるのです。

 

対人援助職は、まず自分のことを理解することが大切なのです。

 

さて、自分自身に共依存の傾向があるなと感じる方は、きちんと共依存を学び、適切な関係が取れることを課題にしましょう。

 

そのためにも、ぜひセミナーを受けてみてください。 


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