あなたのためにこんなにやってきたのに「担当を変えてほしい」って、どういうこと?!ひどい!!

こんにちは。

 

AIDERS山崎正徳です。

 

患者さんや利用者さんとの関係が思いもよらずに壊れてしまうことって、誰でも経験はありますよね?

 

自分ではうまくやれていると思っていたのに、患者さんからは苦手意識をもたれていたとか

 

担当を変えてほしいと言われちゃうとか

 

こういう時って、多かれ少なかれ傷つくものです。

 

特に経験が浅いと、自信をなくしてしまうこともありますよね。

 

でも、こういう時にとっても深く傷ついて精神的に大ダメージを受けてしまうとか

 

納得がいかなくて患者さんに対して強い怒りになりやすいなんてことはありませんか?

 

そういうあなたは、援助職として、患者さんとの間に境界線が引けていない可能性がありますよ。

 

例えば、「この患者さんを救えるのはこの病院では私しかいない!私がやらねば!」なんてあまりにも強い思いを持つ。

 

思いの強さは、境界線を壊しやすいんです。

 

「援助職と患者」という関係を保つ境界線を壊してしまい、一心同体のような家族的な関係になる。

 

まるで自分の母親に対して抱く思いのように、強い気持ちでケアを行う。

 

私がなんとかするしかない

 

私があなたを救う

 

あなたを導く

 

私を信じてほしい

 

こうやって、強い思いを持てば持つほど、距離が近くなるのはわかりますよね。

 

だから、傷つくんですよ。

 

自分の思いを、一方的に相手に思いを投げ入れてしまうことで、相手が思い通りに動かないと自分が深く傷ついてしまう

 

この関係を「投射」と言います。

 

例えば、子どものために習い事をたくさんさせて、お受験までさせてせっかくいい大学に入れた。

 

公務員にでもなってほしいと思っていたら、「おれ、就職しないでミュージシャンを目指すよ」と子どもに言われたお母さん

 

「なに言ってんの!お母さんがあなたのためにどれだけやってきたと思ってるの!」とキレる。

 

子どもにしてみれば、母親が勝手に自分に期待して勝手に怒って、きっといい迷惑でしょうね。

 

こんな関係ですよ。

 

これが援助職と患者さんとの間で起きる。

 

家族的な距離感になっているがゆえに、援助職が傷ついてしまう

 

投射の関係って、とても危険です。

 

援助職の怒りや悲しみがストレートに患者さんや利用さんに向きやすくなるので、暴言暴力のリスクが高まります。

 

おれがこれだけやってやってるのに!なんだその態度は!

 

担当を変えてほしい?!!え??私がこれだけ一生懸命やってるのになんで??!ひどい!!

 

感情が強すぎると、衝動性が高まるんですよ。

 

怒りや悲しみが強すぎるがゆえに、「思わずカッとなって」怒鳴ってしまう、叩いてしまうとか

よく事件の時に容疑者が言いますよね。

 

「思わずカッとなって」

 

いくら虐待が良くないよとか、虐待リスクの減る適切な介護を学びましょう、とか研修で習っても

感情が強すぎるとそんなの無力ですからね。

 

危険です。

 

また、虐待だけでなく燃え尽きの原因になります。

 

患者さんとの関係で燃え尽きやすい人は、距離が近いんです。

 

だから、感情も強くなるんです。

 

嬉しい、楽しい、好き、辛い、悲しい、嫌い、怒り…

 

毎日色んな感情に振り回されますから、エネルギーをとても消耗しますよね。


こんなふうに、対人援助職の職場で起きる患者さんや利用者さんとのトラブルって、境界線が保てていないことで起きる問題がとても多いんですよ。

 

あなたはどうですか?

 

境界線を保てていますか?

 

ぜひ、こちらの記事も読んで自分の距離感をチェックしてみてください。

 

対人援助職のためのバウンダリー(境界線)チェックリスト


そして、しっかりと境界線を学びたいという方は、ぜひセミナーにもご参加くださいね。

 

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