思い通りにいかないと感情的になる部下には、「感情的になった事実」を問題として扱う

こんにちは。

 

AIDERS山崎正徳です。

 

自分の要求を通すために、あからさまに不満そうな顔をしたり、感情的になって声を荒げたり

 

時には涙を流したり、舌打ちをしたり

 

こんなモンスター的な社員に困っていませんか?

 

感情的になって自分の思い通りになる環境をつくろうとするモンスター社員が、なんでモンスターになるかわかりますか?

 

それは、「感情が武器になる」ことをわかっているからですよ。

 

意識していないとしても、無意識に覚えているんです。

 

怒れば周りが怖がって、本来やるべき自分の仕事を引き受けてくれる

 

嫌そうな顔をすれば、他の人に仕事が回る

 

あんなことも、こんなことも思い通りになっていく

 

だから、感情的になれば物事が解決していく

 

そして今、上司であるあなたが、ビクビクしながら対応していることにも気づいていますよ

 

ビクビクしていないにしても、「面倒だから刺激しないようにしよう」と、

 

ついつい他の頼みやすい部下に仕事を回していることもちゃんとわかっています。

 

だから、「感情的になる」という行動に依存するんです。

 

そんなあなたは、なんとかそのモンスター社員にわかってもらおうとしていませんか?

 

その社員が「不満だ!」と訴える内容について、理解を得ようと説明していませんか?

 

「どうして私なんですか!私にばかり仕事ふって!若い子にやらせたらどうですか!」

 

こう言われたら、あなたはどう返しますか?

 

「そんなことないってば。なんとかやってくれない?」

 

こうやって、「不満」の内容について説明して、理解を求めてしまっていませんか?

 

それ自体が悪いとは言いませんが、こういうタイプのモンスター社員には、別の切り口で対応した方がいいですよ。

 

それは

 

職場で感情的になる という事実をその場で問題にするんです。

 

上司として部下の不満を聞くことはあるでしょうが、「感情的になる、怒る」という行為は

 

職場では原則認めるべきではありません。

 

それにより安全な話し合いができなくなり、風紀を乱すからです。

 

部下から上司へのパワハラにも該当します。

 

不満を訴える場合に感情的になんかなる必要ないんですよ。

 

「私はこういうことに不満を感じています」と普通に伝えればいんですから。

 

怒りをもって伝える必要なんてないんですよ。

 

だから、感情的になる行為を繰り返す部下には、まずこう伝えましょう。

 

「不満に感じているのはわかったけど、職場で感情的になるのはやめてください。普通に話をしてください。できませんか?」

 

「感情的になるのは、相手の安全を脅かす行為だから、とにかく慎んでください」

 

こうやって、毎回指摘して課題としてとりあげていくんです。

 

そこで、できれば上司がどう感じているかも伝えましょう。

 

「正直に言うけど、怖いです。これだとこちらも伝えたいことも伝えられません。気づいていますか?」

 

感情的になっている事実は、その瞬間に扱った方がいいですよ。

 

被害を受けている人がどう感じているか、それをその場で率直に伝えるんです。

 

できれば、もう一人別の人も同席して同じことを伝えるのもいいですよ。

 

「僕もそう思います。隣で聞いていて、課長へのあなたの言い方はとてもきつくて安全に話ができません」と。

 

不満の内容について話し合いを始めると、相手の土俵に引きずり込まれるようなものです。

 

延々と感情的に訴えられ、面倒になり、ついつい問題をあいまいにしますよね。

 

そうではなくて、話し合いを安全にできない事実をその都度扱うんですよ。

 

そして、治らなければ明確に改善を求めてください。

 

評価にきちんと含めて、本人に責任を負わせてください。

 

それができないなら、それは職場がモンスターを育てているということですよ。

 

私がこれまで相談を受けてきたモンスター社員への対応って、多くの場合が感情的になっている事実を扱っていません。

 

職場が本人と話し合いを持つとしても、本人の不満やら要望やらを聞いて、そこの話がメインになっちゃうんですよ。

 

それをやっても、本人は変わりませんよ。

 

不満があれば感情的になってもいいということを、職場が認めているようなものですからね。

 


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