自分の感情は自分の責任!あなたの怒りはあなたの責任!

こんにちは。

 

AIDERS山崎正徳です。

 

私は、DVの加害者の方の相談を多く受けていた時期があります。

 

暴力や暴言をやめられない方がよく言うセリフがあるんですが、なんだかわかりますか?

 

それは

 

そんなにおれに殴られるのが嫌なら、おれを怒らせるようなことをしなきゃいいんだ!

 

です。

 

さて、皆さんはこのセリフのどこがおかしいのかわかりますか?

 

もし、わからないという方がいれば、その方には絶対にこの記事を最後まで読んでほしいなと思います。

 

例えば、仕事で後輩が大きなミスをしたとします。

 

そして、そのミスが原因であなたの仕事が増えました。

 

先月ようやく負荷の高い仕事がひと段落して、少し楽になれると思ったところなのに

 

今月は早く帰れそうだから、撮りためていたドラマやアニメを見ようと思っていたのに

 

後輩はミスをしてしまったことをとても反省していて、特に迷惑をかけることになったあなたに平謝りしています。

 

「本当にすいません!」とさっきも申し訳なさそうにあなたに謝りました。

 

さて、こんな場面であなたはどんな感情を持ちやすいですか?

 

もちろん相手が誰かにもよりますが…

 

「ふざけんなよ!せっかく少し楽になれると思ったのに!いい加減にしてくれ!」と強い怒りや不満を持ちますか?

 

そんな感情になりやすい方は、ちょっと考えみてください。

 

不満や怒りを持つこと、これは自然にわいてくるノーマルな感情なので、それ自体は悪いことではありません。

 

ただし、「私を怒らせたのが後輩で、私は後輩を怒って当然」という考えが強ければ、それは間違いですよ。

 

なぜなら、人によっては、不満や怒り以外の感情を持つことだってあるからです。

 

後輩に対して「大丈夫かな。あんまり気にしないでほしいな」と心配に感じる人だっていますよね?

 

「あーあ、せっかく少し楽になれると思ったのになー」と悲しく落ち込む人もいるはずです。

 

「あんなミスをするなんて不注意だよな」と不満に思っても、その不満のレベルが小さい人もいるでしょう。

 

つまり、「私を怒らせたのは後輩」なのではなく「私が怒るきっかけになったのは後輩のミス」であり、

 

「怒らされた」のではなく「自分が勝手に怒った」ということですよ。

 

だから、怒りに任せて暴言を吐いたり暴力をふるったりすることは、相手の責任ではありません。

 

すべて自分の責任なんです。

 

自分で勝手に感じた怒りを相手のせいにして、相手にぶつけて怒りを鎮める。

 

このやり方は間違っています。

 

その怒りは自分の責任なんですから、自分で怒りを扱わないといけません。

 

同僚、家族、恋人などに愚痴を聞いてもらうとか

 

運動をするとか

 

後輩に「こういうのは本当に困るから、次は気を付けてね」なんて言って感情的にならずに不満を伝えてみるとか

 

あくまでも自分の責任で扱うのです。

 

これができないから、暴言や暴力になるのです。

 

怒りが強くなりやすい方

 

その怒りを周囲の人にぶつけてしまいやすい方

 

あなたの怒りは、あなたの責任ですよ。

 

だから、それを自分で扱えるようになりましょう。

 

怒りが強くなったら

 

深呼吸するとか

 

その場からすぐに離れてみるとかして

 

目の前の相手に怒りをぶつける回数を一回でも減らしていきましょう。

 

習慣を変えることは大変だと思います。

 

とにかく意識して続けていくことが大切です。

 

最後に、ひとつだけ伝えておきますね。

 

怒りを人にぶつけずに自分で抱えるようになると、落ち込むようになります。

 

それだけ強い怒りを自分で抱えているということです。

 

でも、誰かを傷つけて落ち込むよりもその方が安全ですし、必要なことなんですよ。

 

私は落ち込んでいる方にこう伝えています。

 

「回復のための通過点です。落ち込みを楽しみましょう!」と。

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