親や上司から支配を受けて苦しんでいるなら、あなたにできる小さな「境界線」を引くことから始めさなさい!

こんにちは。

 

AIDERS山崎正徳です。

 

ゴールデンウイークなどのような大型連休って、カウンセリングで決まって受ける相談があります。

 

それは、

 

「親との関係が悪くて、実家に帰りたくないんです。でも、帰らないと怒られるし、帰れば嫌な思いをして毎回具合が悪くなるし…」

 

「どうしたらいいですか?毎回困っちゃって…」

 

せっかくのお休みに、苦手な家族にわざわざ時間をかけて会いに行く。

 

とってもエネルギーのいることだと思います。苦しいですよね。

 

そんな中、この連休明けにカウンセリングで会った方からこんな報告を頂きました。

 

その女性は、覚悟を決めて新幹線に乗り実家に向かったそうなんですが、途中でやはり気分が悪くなり…

 

本人曰く「人生の一大決心」で、思い切って途中下車して東京に引き返したそうです。

 

すごい!

 

とても勇気のいる行動だと思います。

 

「このまま帰ったら本当に連休具合悪くなる」

 

「仕事だって大変なのに、ここで具合が悪くなって会社に行けなくなるわけにはいかない!」

 

そんな危機感から、これまではできなかった奇跡の東京へのUターンが実現しました。

 

東京に向かいながら「大変だ」「私はだめな娘だ」なんて罪悪感が強くなったようですが

 

自分の家に戻ったら「連休を自分の家で過ごせるなんて素晴らしい!」と思えたようです。

 

これまで家族のために使っていた連休を、生まれて初めて自分のために使えたのです。

 

そして、ここから続きがあります。

 

そこでこの方は、こう感じたようです。

 

「自分のことを大切にするって、こういうことか!」

 

「自分の境界線を持つって、こういうことか!」

 

それから、会社での人間関係がとても楽になったようなのです。

 

これまでできなかった、「断る」が自然にできるようになり

 

今までミスを恐れて緊張しっぱなしだったのが「なんとかなるか」と思えるようになった

 

何より、私が驚いたのは、その方の顔つき、表情がとても明るくなったんです。

 

まさに「生きるコツ」をつかんだような、喜びに満ちた顔でした。

 

カウンセリングをしていると、こうやって、人が変わる瞬間に立ち会えることがあります。

 

そのきっかけって、本当にちょっとしたことなんですが、そこには大きな決断があります。

 

「私はもっと楽に一日を過ごしたい」

 

「こんなふうに辛い思いをしたくない」

 

まさに、自分はこうありたい、という思いが、ひとつの行動につながるんです。

 

この方の今回の行為は、親との間にきちんと境界線を引いたことになります。

 

「私は私」「親は親」

 

「親は不満かもしれないけど、私には私の気持ちがある」

 

「親が怒るのは、親の都合であり私のせいじゃないよ」

 

この境界線を自分で引けるようになると、相手との関係が変わります。

 

親や上司から支配を受けていると、

 

「親が怒っているのは私のせい」

 

「上司の言うことは絶対で意見なんてできない」

 

こんなふうに、一心同体の距離感になります。

 

バウンダリー(境界線)が引けない関係は、本当に危険なんです。

 

今回、この方は実家に帰らないというやり方で自分の境界線を持つことの意味に気づいた

 

そして、境界線を持つことのメリットを実感できたことで、人間関係が楽になったんです。

 

さて

 

あなたは家族や友達、職場できちんと境界線を引けていますか?

 

境界線を持つということは、「自分」と「他人」の違いを明確にするということです。

 

適切な距離感を保つということです。

 

そう聞くと、とても勇気のいる行動だと思うかもしれません。

 

でも、小さな境界線を引くことから始めればいいんです。

 

例えば、LINEがきたらすぐに返事をせず、10分は未読にしておく。

 

これだけで相手に少し距離を置ける感じはわかりますか?

 

友達から「再来週の金曜の夜空いてる?」と聞かれたら、空いていても即答はせず

 

「仕事が遅くなるかもしれないから、スケジュールをちゃんと確認してから返事するね」

 

と言って時間をおき、次の日に返事をする。

 

こんな形で、「時間」という距離をとるだけでも、境界線は引けるのです。

 

あとは、「自分の意見を持つ」ことも境界線につながります。

 

上司に対して、「私はこう思います」と伝えてみる。

 

いつも何も意見を言わなかった部下が、自分の意見を持つことは上司にとってけっこうなインパクトだと思います。

 

「結局、意見を言ったって上司に聞いてもらえない」なんて言わないでください。

 

それでもいいんですよ。

 

何も意見を言わないよりも、「自分の意見があるよ」という主張そのものが「私」と「あなた」の違いを明確にするのです。

 

「意見」と言うとハードルが高く聞こえるかもしれませんけど、

 

例えば「昼飯何がいい?」と上司に聞かれたら

 

「課長の好きなところで大丈夫です」と言わずに

 

「パスタがいいですね」と、食べたいものや行きたいお店を言ってみましょう。

 

自分の欲求、考えを相手に伝えること

 

その行為自体が境界線になるんです。

 

よく、いじめられっ子がいじめっ子に一発仕返しをしたら、それでいじめがなくなったなんていう話ありますよね。

 

あれこそ、きっちりと境界線を引く行為ですよ。

 

「これ以上やったらこうなるぞ」という主張をしているんです。

 

あとは、DVを受けている奥さんが、ついにキレて荷物をまとめて出ていった。

 

「もうあなたとは離婚です!」と本気で言った。

 

そこまでの意思表示を始めてしたことで、DVの夫が「暴力をやめないとまずい」と初めて心から思い、カウンセリングを受けに行く

 

こんなこと、本当によくあるんです。

 

小さなことからでいいので、自分の境界線を持つことを始めてみましょう。

 

あなたにできることなら、どんなに小さなことでもいいんです。

 

コツコツと、積み重ねてみてください。

 

その地道な積み重ねが、あなたに大きな力を与え、大きな変化が突然訪れることもあるんですよ。

 

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