こんにちは。
エイダーズ山崎正徳です。
今日はストレスについての話です。
あなたは、ストレスと聞くとどんなものが思い浮かびますか?
困難な仕事、人間関係、利用者さんや患者さんとの関係、体調不良などなど、きっと色々と思い浮かびますよね?
それでは、次の出来事はあなたにとってはストレスですか?
考えてみてください。
・ずっと好きだった異性へのアプローチが実り、交際に発展した。
・配置転換があり、希望していた職場に異動できた。
・念願のマイホームを購入し、職場までの距離が近くなった。
どうでしょうか。
おそらく、「これはストレスにならない」と考える方がほとんどではないですか?
なぜなら
「嬉しいから」ではないですか?
実は、ここがストレスの大きな落とし穴です。
「嬉しいことはストレスにならない」は大間違いで、「嬉しいこともストレスになる」が正解です。
例えば、新しく彼女ができた場合、とても嬉しくて、電話をしたりLINEをしたりしますよね?
週末も、彼女と過ごすことが増えますよね?
ということは、生活が大きく変わるわけです。
今まで24時には寝ていた人が、彼女と電話したりLINEしたりで、寝る時間がずれこみ睡眠時間が削られる。
週末もこれまでは自分の好きに過ごしていたのに、彼女と会うことが増えると、「疲れているから今日はどこにもいかない!」なんて前のように自由にできなくなる。
彼女のことは大好きなので、全く苦に思わないし充実して過ごしているのに、でも、なんだかここ最近疲れがとれない。
だるい。仕事中に眠くなる。ミスも増えた。
こんなことって、珍しくないんですよ。
そういう方にお会いすると、皆さんこう言います。
「ストレスはそんなに多くないのに、体調が悪いんです」
こうやって、「嬉しい」という主観でストレスを評価すると危険です。
「辛いこと、嫌なこと=ストレス」という考えは捨てましょう。
正しくは、「環境の変化=ストレス」です。
つまり、新しい環境に人間が適応するには、エネルギーが必要なのです。
大好きな彼女も、
希望していたやりがいのある仕事も、
念願のマイホームも、
適応するにはエネルギーが必要なんです。
その意識を持って、環境が変わったら体調に注意して過ごす意識が大切です。
この4月に環境の変化はありませんでしたか?
それが嬉しいことでも、そろそろ疲れがたまってくる頃です。
急に気温も上がりましたから、今は気温の変化に適応するのにエネルギーを使っています。
環境の変化をよく把握し、体調を管理してくださいね。
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