しくじり先生の亀田大毅から学ぶ、支配者のいる家族や職場では、まっとうなことを言うと反逆者になる話

こんにちは。

 

AIDERS山崎正徳です。

 

去年の3月にアメブロに書いた記事を改めて掲載します。

 

私はしくじり先生が大好きでよく見るのですが、皆さんは去年の3月に放送した亀田大毅の回を見ましたか?

 

この回は、私は本当に面白くて感動してしまいました。

 

そして、学ぶべきこともすごく多かったです。

 

彼は、物心ついたときからボクシングをやらされてきた。

 

それが当たり前で、選択肢なんてなかったんですよね。

 

三兄弟の中で最も出来が悪く、いつも怒られ、「ボクシングをやめたい」ってずーっと思ってらしいですよね。

 

でも、やめられなかった。

 

そりゃそうですよね。

 

そんなこと許されるような環境ではなかったんですから。

 

ボクシングをやることが、家族の中で受け入れられるために必要だったんです。

 

子どもって、言うまでもなく弱いですから、置かれた環境の中で生きていくしかないんですよ。

 

家を出るなんて選択肢はないですからね。

 

与えられた環境の中で生きていくしかない。

 

天才の兄と弟に挟まれ、三人の子どもをチャンピオンにするという強すぎる父の思いを背負わされ、「やめる」という選択肢なんてないんですよね。

 

サッカーやりたいとか、音楽やりたいとか、塾行ってみたいとか

 

そんなこと口に出せる環境じゃないんですよ。

 

それがごく普通の小学生なり中学生の感情や欲求でも、そういう環境では「反逆者」にされちゃうんです。

 

「この家おかしいよ?気づかないの?」なんて食卓で口に出したら大変なことになる。

 

だから、考えないでひらすら打ち込むしかない。

 

それしかないんですよ。

 

そして

 

「辛い」「苦しい」「嫌だ」とか、こういう感情を持って認めたところで、どうにもならない。

 

言ったって無駄だから。

 

「がんばれ」「気合いや!」って言われるだけ。

 

だったら考えない方がいいんですよ。

 

感情を無視する方が楽。

 

辛いなんてスルーする。

 

そして環境に一生懸命適応しようとします。

 

こういう役割なり行動を幼少期から覚えていくと、それが人格として形成されていきますよね。

 

自信がないんですよ。

 

自分が何をしたいかとか、どう感じているかとかより、「家族に評価してもらうこと」が彼の中で大事だったはずですからね。

 

子どもの頃は間違いなく、自分のためでなく親のために生きてきたんだと思いますよ。

 

別に亀田家を批判したくて書いたわけではないです。

 

亀田大毅が最後に心からボクシングを楽しめた話や、家族の絆の深さなどは感動しました。

 

ただ、支配的な家族の中で生き抜いた子どもということを説明するのにすごくわかりやすいんですよ。

 

まさに家族の中で毎日サバイバルをしてきたんだな、と感じずにはいられませんでした。

 

さて、これを職場で例えると…

 

「ブラック企業に新卒で入ってしまった!」なんて亀田大毅の話に近いはずです。

 

あまりにも世間からかけ離れた、その職場の中での「常識」や「文化」がある。

 

そこでまっとうなことを言えば間違いなく反逆者として扱われる。

 

辞めた人間は、間違いなく「人間性の問題がある」として非難される。

 

その職場では脱北者のような扱いを受けるわけです。

 

新人は辞めたいと思っても、「1年で辞めたらキャリアに大きな傷がつく」という恐怖で辞められません。

 

だから、その環境の中で生きていくしかないんですよ。

 

何も考えないで。

 

辛さを感じたって、感じるだけ無駄です。

 

辛いと思ってもどうにもならないし誰も助けてくれません。

 

だから、何も感じないようにする。

 

そしてひたすら目の前の仕事に無心で打ち込む。

 

きついはずですよ、これは。

 

新人だけでなく、こういう職場に長くいればいるほど、無力感や不全感が慢性化します。

 

そしてその職場に適応する手段を身につけていくんです。

 

考えない、感じない、何も見ない、信じない

 

支配者のいる機能不全の職場の典型です。

 

しくじり先生から家族、職場を説明してみましたが、あなたの家族、職場はいかがですか?

 

少しでも自分の置かれている環境を客観視してみると、また違った世界が見えますよ。

 

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