「良かれと思って」あなたの経験を押し付けていませんか?部下も子どもも無力感に悩まされるだけですよ

 

こんにちは。

 

エイダーズ山崎正徳です。

 

カウンセリングをしていると、無力感や不全感に苛まれている人によく出会います。

 

職場で上の人に理不尽な要求をされたり、彼女から無理なことばかり言われたり、

 

聴いていると明らかに相手方に否があるようにしか見えないのに、本人は一切自己主張も反論もせず、

 

諦める。無力になる。

 

「言ったって仕方がないかなと思って」

 

「僕が我慢すればいいだけの話ですから」

 

こうやって、本人が無力になることで、力のあるものが弱いものを支配する関係が成立し、維持されていきます。

 

そして、支配する側は時間がたてばたつほど相手への敬意を欠く行動がエスカレートしていきます。

 

支配は、支配を受ける側の無力感があり、相互作用で成り立っているんですよね。

 

家族もそうですよ。

 

親が「あなたのために」なんて言って、子どもに強引に親の価値観を押し付けたり、

 

無理に受験をさせたり、親の正しさに従わせ続ける

 

子どものころから親の「あなたのために」に従わされてきた子は、「親に何を言っても無駄だから」と、葛藤を放棄して無力になることを覚えます。

 

その方が楽だからです。

 

自己主張したって無駄だとわかるからです。

 

何も考えず、親の言われたとおりに生きる。

 

親のために生きる。

 

無力、諦め、不全感。

 

こんなものがずーっとついてまわる人もいるんですよ。

 

そういう人は、職場でも主張しないので、支配を受けやすいんですよね。

 

支配に苦しんでいるけど、じゃあ自分の意見はあるかというと、ずっと親に従ってきたので意見を持つ習慣すらない。

 

こんなふうに、支配は人から主体性を奪うんですよ。

 

職場では部下を、家族では子どもを、力のある側のやり方次第では簡単に無力に育てることができるんですよ。

 

「おまえらは経験がないんだから、おれの言うとおりにしていればいいんだ!従うしかないだろ!」

 

私は職場でこんなことを言われたことあります。

  

確かにその通りだなとは思いましたけど、まあそんなこと言われてれば無力になりますよね。

 

パワーのある人がそういうんだから、それなら何も考えない方が楽です。

 

自己主張してリスクを負うくらいなら、考えない、感じない。

 

そうなりますよ。

 

経験って、自分で考えてやってみて、失敗して、そしてまたやってみて、そうやって身につけていくものだと思いますよ。

 

その過程で上手に人を頼り、教わってやってみる。

 

それが学びになり、経験になり、主体性が育つんだと思います。

 

経験をどう生かすかって、相手に押し付けてコントロールすることじゃないですよ。

 

自分が失敗しながら成長した経験があるから、相手を見守れるんじゃないですかね。

 

子どもや部下を無力にするシステムができあがると、そのシステムは自立を妨げる機能不全のシステムと言えます。

 

あなたの職場では、こんなシステムが出来上がっていませんか?

 

対人援助職って、やっぱりやりがいがないと続かないですよ。

 

やりがいなく、日々満たされずに働き続け、怒りや不満、悲しみが蓄積されていく。

 

その怒りや不満が、暴力になっていじめや虐待が起きたりします。

 

退職、暴言暴力、いじめ、虐待、燃え尽き

 

どんどんどんどん量産されます。

 

私は、こうやって苦しんでいる対人援助職の力になりたいと思い、エイダーズを始めました。

あなたも、ぜひこのブログを読んで、職場ことを、そしてあなた自身のことを見つめ直してみてください。


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