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引き継ぎハラスメント②「自慢話型ヒキハラ」

こんにちは。

 

エイダーズ山崎正徳です。

 

引き継ぎハラスメント(略してヒキハラ)の続きです。

 

※前回の記事はこちら
引き継ぎハラスメント、略してヒキハラ!「見捨てられ不安型ヒキハラ」とは?

 

今日も、前回に続いて引き継ぐ人から引き継がれる人へのヒキハラを紹介します。


引き継ぎが「ただの自慢話」でしかない、自慢話型ヒキハラ

 

前回の記事でもお話ししましたが、引き継ぎは誰のためのものでしょうか。

 

お客さんの為、後任の為、そして職場の為であって「引き継ぐ人のための引き継ぎ」ではないはずです。

 

でも、引き継ぐ人による個人的な感情により、「引き継ぎになっていない引き継ぎ」によるトラブルが多いのです。

 

「自慢話型ヒキハラ」は、わかりやすく言うと、引き継ぎの内容が「おれってスゴイでしょ?」という自慢話でしかない人です。

 

そして引き継がれる側が「私にできるかなー」なんて不安そうになればなるほど嬉しそうに自分のやってきたことを並べたて、結局後任を不安にさせたり、不全感を覚えさせたりして終わり、みたいな引き継ぎです。

 

引き継ぎって、当然忙しい中で行うと思いますので、完璧にできることってなかなかないとは思うんですが、最低限、後任の人が理解できるように、対応できるように説明するものですよね。

 

「後任の人が」「わかる」「できる」引き継ぎでないと意味がないんですよ。

 

実力的に劣っている人に引き継ぐ場合も、注意が必要なところや後任が不安に感じることを共有して、一緒に考えていくものですよね。

 

自慢話型は、そういう根本的な所が決定的に欠けています。

 

一方的に自分のやってきた実績を語り

 

お客さんと自分の関係の良さを語り

 

お客さんとの思い出や、お客さんの個人的なこと(家庭のことや悩みなど)を「知ってるんだぜ!」と得意げに語り

 

とにかく「おれの話を聴いてくれ」が止まらない。

こういう自慢話型ヒキハラは、後輩に「すごいと思われたい」とか、年下の女性に男としていいところを見せたかったり、「とにかく尊敬されたい」「認められたい」という心理が背景に働いています。

  

「自己愛型ヒキハラ」という名前でもいいくらい、自分が大好きで尊敬されたいのです。

 

でも、それは言うまでもなく、「引き継ぎ」とは言えないのです。

 

後任の仕事がうまくいっていない時も、そういう人は自分の出番とばかりに対応についてアドバイスをしながらも、結局自分に酔ってしまうので、うまくいかないことが多いのです。

 

前任者、後任者がそれなりに対等な関係で、あればこのようなトラブルは生じづらいかとは思いますが、上司部下、先輩後輩のように力関係があれば引き継ぎが一方的になる可能性があるので、管理職や周囲の人はこまめに声をかけ、注意して見守る必要がありますよ。

 

以上、今日は「自慢話型ヒキハラ」でした。

 

ハラスメントに関する他のブログ記事

 

引継ぎハラスメント①「見捨てられ不安型ヒキハラ」

 

引継ぎハラスメント③「クレーマー型ヒキハラ」

 

部下からパワハラ被害の相談を受けたら必ず読むべき職場の対応マニュアル①

 

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