利用者さんや患者さんといつも会話が続かずに困っているあなたが知っておくべき、「今よりももっと会話が続くようになる質問技法」

 

こんにちは。

 

エイダーズ山崎正徳です。

 

今日は、利用者さんや患者さんとの会話が苦手で、話が続かずに悩んでいる方に向けて記事を書いてみます。

 

対人援助職の仕事って、介護や看護、リハビリ、ケースワークなど、それぞれの専門の技術を用いることがもちろんメインですが、それでも仕事の大半は利用者さんや患者さんとコミュニケーションをとっていることがほとんどですよね。

 

症状や生活状況の確認のように明確な目的があってやりとりをすることもあれば、いわゆる雑談、日常会話をすることもとても多い。

 

私は普段からけっこう話好きなので、雑談なんかは全く苦にならないんですよ。

 

デイケアのスタッフをしている時は、オセロをしながら患者さんの若いころの話だったり、仕事の話だったりを質問して楽しんでいました。

 

ところが、意外にもこの「日常会話」が苦手だという援助職って、けっこう多いんですよね。

 

もともと人間関係が苦手で緊張しやすい人

 

人の話は聴けるけど自分の話は全然できない人

 

こういう人は、患者さんとの会話があまり長続きしない傾向にあります。

 

いわゆる、会話下手です。

 

本人からすると一生懸命に話しているのに、どうしても会話が続かない。

 

沈黙が増える。

 

時間が長く感じる。

 

疲れますよね。

 

こんな悩みを抱えるあなたに、試してもらいたい「質問技法」があります。

 

これで絶対に会話が長続きするというものではありませんが、それでも今よりはマシになると思うので、ぜひ最後まで読んでみてください。

 

その質問技法は、「オープンクエスチョン」です。

 

聴いたことありますか?

 

まず、会話が苦手な人、そして得意な人、二つのやりとりをみてみましょう。

 

■会話が苦手な人

 

「昨日はよく眠れましたか?」

----はい。

 

「相変わらずお仕事はお忙しいですか?」

----はい、そうですね。

 

「忘年会は多いんですか?」

----まあ、そうでもないですかね。職場と、あと学生時代の仲間と。2回だけ。

 

「うちの職場の忘年会は今週なんですよ。院長は酒が好きなんで、今から体調整えてます」

----ああ、そうなんですね。いいですね。

 

■会話が得意な人

 

「体調はどうですか?」

----今日はけっこういいですよ。昨日も眠れました。

 

「それは良かったです。いつもお忙しそうですけど、お仕事はどうでしたか?」

----うーん、今週も忙しかったな。残業も多かったし、急な出張も入ったりして。

 

「やっぱり忙しかったんですね。大変ですね。出張はどこまでいったんですか?」

----仙台ですね。しかも日帰りですよ。無茶ぶりもいいところですよね。5時起きで新幹線に乗って、帰りは夜の23時。まいりましたよ。

 

「えー!それは大変ですね!それは疲れますよー」

----ほんとですよ(笑)


さて、この二つのやりとりを比べてみて、気づくことはありますか?

 

これは、質問の仕方が違うのです。

 

前者(苦手な人)の質問の仕方は、「クローズドクエスチョン」と言います。

 

これは、相手が「はい」か「いいえ」、あるいは一言で答えられる質問のことです。

 

「よく眠れましたか?」と質問されたら「はい」か「いいえ」で答えますよね。

 

または、「お休みは何曜日ですか?」と聞かれたら「日曜です」と一言で答えられます。

 

クローズドクエスチョンが悪いわけではないのですが、会話が得意でない人ほどクローズドクエスチョンを連発していることがあります。

 

一方で、後者(得意な人)の質問の仕方は、「オープンクエスチョン」と言います。

 

オープンクエスチョンは、主に「5W1H」を使って、相手に自由に話をさせる質問のことです。

※「5W1H」=「when(いつ)where(どこで)who(誰)what(何)why(なぜ)how(どうやって)」

 

オープンクエスチョンを使った方が、相手の考えや気持ち、具体的な行動などを引き出せるので、話が弾みやすいです。

 

そこで出てきた答えに対してさらに興味を持って、オープンクエスチョンを使って質問する。

 

これをやってみると良いですよ。

 

ただし、当然のことですがコミュニケーションはテクニックだけでは解決しません。

 

まず大切なのは、「相手に興味、関心を持つこと」です。

 

どんな人なのかな?

 

どんなことをしている時が楽しいのかな?

 

どんな学生時代を送っていたんだろう。

 

どんな食べ物が好きなのかな。

 

こうやって、相手に興味関心を持たないと質問できません。

 

まず、ちゃんと患者さんや利用者さんに興味を持つこと。

 

そして、聴いてみたいことを、オープンクエスチョンを取り入れながら質問すること。

 

あなたにできるところから、取り組んでみてください。

 


セミナーのご案内

◆平成30年2月24日(土)対人援助職のための虐待・暴力トラブル防止セミナー 定員8名 詳しくは こちら

 

◆平成30年2月9日(金)ストレスが減る人間関係の距離感がわかる!対人援助職のためのバウンダリー(境界線)セミナー【基礎コース】 定員8名 詳しくは  こちら 

 

◆平成30年1月12日(金)ストレスが減る人間関係の距離感がわかる!対人援助職のためのバウンダリー(境界線)セミナー【基礎コース】 定員8名 詳しくは  こちら 残り1名!

 

◆もっとストレスに強くなりたい!介護職、看護師、福祉職のための連続講座「対人援助職の自助グループ」 定員8名 詳しくは こちら  満員御礼!    


ブログカテゴリ


初めに読んでほしいお勧めブログ記事